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Crush on 3

(総二郎目線です。)


「司、最近木曜は何してるんだよ?」

「ああっ、何でもいいだろ。」

「女か?デートか?」

「勉強教えてるだけだよっ。」

「司がかぁ〜?マジで?」


木曜日、司が女と行くという図書館にあきらと類で先回りをする。
しばらくして、司と女が現れた。
問題集やノート、筆記具を取り出し勉強を始める。
女が問題を解いている間、司は本を選んできて読み耽っている。


「先輩、ここなんですけど…。」

「どれだ?これは、ひっかけだろ。問題をよく読んでみろよ。」

なんて頭を突き合わせながら、司が至極普通に勉強を教えてやっている。


「俺、あの子知ってる。牧野つくし、俺たちの一個下。高等部の編入試験トップで、学校の成績もずっとトップの子だ。」

「マジで?何でそんな子が、司に勉強教えて貰ってるんだ?」

「知らない。ちょっと寝るから帰る時声かけて。」


類は寝はじめた。


あきらと司と女の観察をしていたが、ひたすら勉強してる女が、本を読んでいる司に時々質問をしてるだけだった。



図書館を出て、女と別れた司を捕まえる。
女嫌いの司が、何故女に図書館で勉強を教えているのか気になった。


「おい、司。どういう事か説明して貰おうか。」


告白されて断ったのに、引き下がらず、終いには勉強を教えてくれって言われて断れなかったと。


「何としても、お前と繋がってたかったんじゃねーの。」

「そうかもな。」

「あの子、成績いいんでしょ?司が勉強教える必要ないでしょ。」

「まあな。」

「知ってたのか?」

「イヤ知らなかったけど、勉強見てたらそれぐらいわかるだろ。」

「じゃあ、なんで辞めないんだ?」

「わかんねー。あの時間は、俺にとって悪くないんだよ。」

「ふーん。」


司は自分がその子の事を気になってる事を自覚してないようだ。
ちょっとハッパをかけてやるか。


✳︎✳︎✳︎


数日後、あきらと2人カフェテリアに居ると、カフェテリアの隅に一人でいる牧野つくしを見つける。


「きみ、牧野つくしさん?」

「はい。」

「ここ座っていい?」

「あっ、どうぞ。」


席を立とうとする。


「ちょっと話しない。君ってさあ、司の事好きなの?」

「えっ?道明寺先輩の事ですか?」

「そう。俺たち司のダチなんだけど、勉強教えてもらったりして、司に取り入ろうとしてるの?」

「そんなっ。ただ一緒にいる時間が欲しかったから…。」

「そんな事言ってさ、庶民なんでしょ、君。司の財産が目当てだったりするの?」

「違いますっ!」


目にいっぱい涙を溜めて、逃げるように走って行った。


「総二郎、ちょっとやり過ぎだろ。司にバレたら殺されるぞ。」

「まあ、そうだな。でも、2人の関係も進展するんじゃねー。」

「おまえ、その為に。」

「恋愛に奥手な司も目覚めるんじゃねーか。」

「上手くいかなくっても知らねーぞ。」



いつも応援ありがとうございます!

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総二郎くん、こんな役押し付けてごめんね。
F3の中で、この役を引き受けてくれそうなのは、彼しかいなかったんです(笑)
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コメント

コメント(3)
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2018/07/03 11:28 編集返信
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2018/07/03 13:34 編集返信
くるみぼたん
ありがとうございます!
悠○様
総二郎くんに悪役を買ってもらいました(笑)
つくしちゃんが、それを考えたら…うーん私にはそんなお話考えられないかな。

スリ○○○○様
総二郎くん、本当にお金目当ての女の子だったら完全排除ですよね。
つくしちゃんは…ちょっと恋愛に積極的ですけど、グタグタ悩む性格は健在ですから、吉と出るか凶と出るか…司くん次第なのかな。

拍手コメH○様
総二郎の行動が裏目にでるのかどうなのか…次のお話を楽しみにしてて下さいね。

くるみぼたん

2018/07/04 07:51 URL 編集返信
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Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
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