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Marigold 〜変わらぬ愛 9





「司、手に負えないから迎えに来て。」
「はぁ〜?仕事してんだよ!」


類からの突然の電話の意味がわかんねぇ。

その後ろで、「ねぇ、類聞いてるの〜」
なんて声が聞こえてくる。


あの声は牧野だ。


「今何処にいる?」
「Violet ってバー。前にみんなで飲んだところ。」
「すぐ行く。」


電話を切って、西田に内線をかけ帰る旨を伝える。

バーに着いて中に入ると、
奥の方のカウンターにいる類と牧野。


「でね、めちゃくちゃカッコよかったんだよ♡」
「ハイハイ。それ本人に言ってあげて。」

「ん♡そうする。」


「司!早かったね。」


類の声で俺の方を向いた牧野は
満面の笑みで俺に抱きついてくる。


「どうみょうじぃ〜、すきぃ〜。」
「おっ、おい牧野っ!」

「司、あとは任せたよ。」
「おいっ、類!」


手をヒラヒラ〜っとさせながら店を出て行った。


類が帰っても、俺から離れない牧野。


「牧野、俺たちも店を出るぞ。」
「ん。いいよ。」


俺から離れた牧野は、右手を差し出してニコニコしている。



手を繋ぎたいのか?



手を繋いでやると、嬉しそうにしている。

リムジンに乗ると、俺にべったりくっついてくる。


「ねぇ、あたしが一緒に仕事するの迷惑じゃない?」
「迷惑なわけねーだろ!」

「よかったぁ〜。」


そう言って、コテンと俺に体重を預けてくる牧野。


「おいっ、寝るなよ。」
「寝てないよ。」


少しずつ俺に掛かる体重が重くなってる気がするんだが…。

牧野の温もりと、こいつからする甘い匂いに前回の情事が思い出され、
俺の中心が熱くなってくる。。

そろそろ限界だ…って所で、牧野のマンションに到着した。


「牧野、着いたぞ。」
「……ん、ありがと。」


ぼーっとしながらも目を開けて、俺の顔をじっと見つめる。


「大好き♡」


満面の笑みでそう言って、
俺の唇にチュッとキスをしてから車を降りて行った。



「はあぁ〜、マジでタチ悪りぃ……。」


お預けを食らったようになった俺は、
マンションに帰って自己処理したものの眠れぬ夜を過ごした。






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コメント

コメント(2)
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2019/03/07 12:24 編集返信
くるみぼたん
ありがとうございます♡
スリ○○○○○○様

ふふふっ、ですよね(*≧∀≦*)
今回の2人は、どっちもらしくない…ですねf^_^;

そろそろつくしちゃん、覚悟を決めるかな。
もう少し、イライラ…な展開ですm(_ _)m

くるみぼたん

2019/03/07 21:36 URL 編集返信
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くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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