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あたし副社長と結婚します! 3





今日もこちらをお届けしますm(_ _)m







「お先に失礼します。」


経理部を出て、エレベーターを乗りに行く途中、廊下で誰かとぶつかって鞄の中身をぶちまけてしまった。


「大丈夫ですか?」
「はい……あっ、副社長申し訳ありませんでした。」
「チッ、気を付けろよな。」


副社長と秘書の西田さんが散らばった荷物を拾ってくれていて…


「大丈夫です、自分で拾いますから。」
「へぇ〜、こんなもんに行くのか?」


副社長がヒラヒラとさせたのは菜摘にもらったお見合いパーティーのチラシ。


「偶々入っていただけですっ!返して下さいっ!」
「年収1000万とかショボすぎねぇか。」

「副社長には、ショボいかもしれませんけど、私たち一般の庶民には十分高望みですから。」

「ふーん。牧野って彼氏居たんじゃねーの?」
「へっ?」
「偶然、前にバーで見かけたからさ。」


えっ?副社長に見られてたの??


「この前別れました。」
「へぇ〜。それで新しい男って訳か。」
「誰も行くなんて言ってませんけど…。」





「副社長、そろそろ会食に行く時間です。」
「ああ、ほらこれ。まぁ、頑張れよ。」  


ニヤリとして副社長はエレベーター乗り場の方へ歩いて行った。


 
あ〜、なんかムカツクっ!!

 

でも、副社長って想像してたイメージと違うかも。
いつもは無表情って言うか、クールで他を寄せつけない感じだけど、さっき話してた副社長は普通の男の人って感じだったな。





**

「珍しいですね、副社長が仕事以外で社員と話をされるなんて。」
「そうか…?」


確かにそうかもしれねぇな。
西田に言われて初めて気づいた。


なんだろうな、あいつを見ているとあの無表情を崩したくなる。
さっきは、少し焦ったような顔や怒った顔をしていたな。
あいつの表情を思い出し、クッと笑ってから表情を引き締めた。




今日の会食の相手は、政治家ともつながりの強い一宮建設の社長。
飛鳥M建設の件で思惑があるのだろう。向こうからアポを取って来た。


「道明寺副社長、お忙しい中お越し頂きありがとうございます。」
「いえ、遅くなって申し訳ありません。」


スケジュールは間に合うように組んでいたのだが、敢えて15分ほど遅れて到着する様にした。
飛鳥M建設を叩くには、俺たちの力だけで十分だからな。


「ここの料理は美味いんですよ。道明寺副社長もぜひ召し上がって下さい。」
「ありがとうございます。」


相手の出方を探りながら適当に料理に手をつける。
色々工夫をしてるようだが、取り立てて際立ったものも無くまずまずってところ。


「私も回りくどい事は嫌いなので単刀直入にいいます。道明寺副社長は飛鳥M建設はどうするおつもりですか。」
「どうってのは…?」

「あちこちの会社の担当者から資金の横流しを受けて私服を肥やしているとか。」
「ああ、らしいな。」

「飛鳥M建設を叩く準備をしてると伺いましたが…。」
「どこからそんな情報を?」


総二郎と繋がりのある、政治家の安達から情報を得て俺に連絡をしてきたらしい。



会食前に一宮建設を徹底的に調べさせた。
政治家の安達とも繋がりがあるから懸念していたのだが、大手にしては珍しく、クリーンな仕事しかしてない。


繋がりを持つには悪くねぇな。


「一宮社長はどうなさりたいと…。」
「微力ながらも協力させていただこうかと思いまして。」


建設業界をクリーンなものにしたいと言う熱い想いを持っている一宮社長。
大企業だからこそクリーンでいたいと思う俺の想いと合致する。


お互いに情報を交換しながら、この日の会食を終えた。








いつも応援ありがとうございます♪


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コメント

コメント(4)
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2019/11/05 11:58 編集返信
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2019/11/05 16:46 編集返信
くるみぼたん
童○様
コメントありがとうございます♪!

ふふっ、その妄想で是非お話を書いてみて下さい^_^

くるみぼたん

2019/11/06 07:36 URL 編集返信
くるみぼたん
スリ〇〇〇〇〇〇様
コメントありがとうございます♪

『俺と、あたしの…』はお話のイメージはあったのですが、
リアルが忙しくゆっくり書けなくて…ようやく書き上げれました(*´꒳`*)

こちらのお話は、そう!タイトル通りなんですが…
今9話ぐらいまで書けていて…その後のイメージ(妄想ww )が上手く文字に起こせなくて奮闘中です(−_−;)

私が書くお話なので、そんなに大きな山にならないのかな…なんて思いますが楽しんでもらえますように(≧∀≦)

くるみぼたん

2019/11/06 07:47 URL 編集返信
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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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ブログ内のお話等の無断転載、無断掲載は固くお断りしています。

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