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  • 「牧野、来週の土曜日に帰るから、メープルに来てくれないか。」「わかった。」道明寺と約束の4年が経った。約束通り、道明寺は帰ってくるって言ってるけど、きっとすぐにNYに戻らなければならない。世間にはバレてないけど、道明寺のお父さんがまた倒れたんだ。前の電話では、約束を守れないかもしれないって言ってたのに………。きっと、道明寺の考えている事はひとつだけ。あたしは、道明寺の望むようにするだけ。✳︎✳︎メープルのプ... 続きを読む
  • 朝、身体が重いけど、道明寺を起こさないようにそっと腕を抜け出し、シャワー浴び、服を着る。『道明寺、ありがとう。幸せになってね。』とメモを残し、部屋を出る。扉の外には西田さん。「坊ちゃんより、これを牧野様に渡すように言付かっています。」西田さんから手渡された小さな包みの中を見ると、ピルだった。これは道明寺の優しさ。「ありがとうございます。西田さん、道明寺の事をよろしくお願いします。」「牧野様、坊ちゃ... 続きを読む
  • 道明寺と別れてから2ヶ月、どうやって毎日を過ごしたかなんて覚えていないが、大学でバッタリと桜子に会った。「先輩、最近連絡もくれなくて酷くないですか。」「ごめんね。桜子。」「ちょっと先輩、ちゃんとご飯食べてます?顔色悪いですよ。」「最近、バイトが忙しくって。」「そんなガリガリになったら胸まで痩せ細って道明寺さんに嫌われますよっ。」「道明寺…」そう言って、その場にへたり込み、動けなくなってしまった。「セ... 続きを読む
  • 牧野と別れた。4年も待たせたのに、約束を守れず俺には牧野を手放してやることしか出来なかった。NYと日本で離れて居たけど、俺の原動力だった牧野。今まで、色付いていた世界があっという間に白黒の何の感情も持てない世界になった。ババァには、政略結婚だけは絶対にしないからと言い放ち、ひたすら仕事に没頭する。私生活なんて必要無いから、マンションの部屋には寝に帰るだけ。酒と睡眠薬でなんとか眠りにつく毎日。女なんて... 続きを読む
  • (side 類)最近、牧野と連絡が取れない。みんなの集まりには、バイトが忙しいから…と参加してないし、いつのまにか携帯も解約されていた。大学に行っても、キャンパスにはいないし、問い合わせみたら、後期は授業を取ってないと言われた。都合よく、NYに出張があった為、秘書の西田に連絡して、司が会社に居る時間を聞き出し、アポなしで司の執務室に押しかけた。「よう、司。」「ようって、子供じゃねーんだからよ。アポなしでど... 続きを読む

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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

大したお話は置いてありませんが、
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