FC2ブログ
  • 「あきら頼みがあるんだ。」「司から連絡があるなんて珍しいな。」「お前んところの営業部の山田……飛ばせないか。」「はぁ、何でだ?」「俺の大事なものを傷つけたんだ。」「女か?」「……ああ。」「へぇ〜。婚約者様と別れたかと思ったら次の女か?」「まあな。」「状況によっては考えてもいいぞ。今晩時間あるか?詳しく聞かせろよ。」「ああ、わかった。」メープルのバーに到着し、個室の部屋のドアに案内されるとあきらの他に総... 続きを読む
  • 司に車に乗せられたけど、気まずい…。「ごめんなさい…。」「何でつくしが謝るんだ?」「だって、司に迷惑かけちゃった。」「たいしたことねーよ。」優しく頭を撫でてくれる。「それに……。」「どうした?」「子供が出来難いって嘘だったの!彼のお母さんが……。」申し訳なさいっぱいで、言葉に詰まってしまった。そんなあたしの肩を抱き寄せてくれ、「ゆっくりでいいから話してみろ。」あたしが落ち着くように優しい声で言われた。「... 続きを読む
  • えーっと、どうしたらいいのかな?私は話すこともないし、そのまま通り過ぎる事にした。「つくし、待って。」呼び止められ、ビクンとしてしまったけどそのま立ち去ろうとした。「話があるんだ。少しでもいいから時間をくれないか。」「私にはありませんから。」そのまま歩いて行くと、腕を掴まれた。「待ってよ。お願いだから聞いてくれないか?」「わかりました。近くに公園がありますからそこで聞きますから手を離して下さい。」... 続きを読む
  • 翌朝、司がアパートを訪ねてきた。居留守をきめようと思ったのに…朝早くからドンドンとドアを叩かれ、大きな声で話をされたら開けないわけにいかなかった。退職届を目の前で破られ、婚約も解消するつもりはないと。昨日持って帰ったはずの荷物を司に部屋から持ち出され、結局司の住むマンションに戻ってきた。「なぁ、現実的に考えろよ。会社を辞めて、1人で子供を育てるなんて無理じゃねーの?」「でもあたしが、赤ちゃん堕したら... 続きを読む
  • お話の中に一部不快に思われるような表現があります。あらかじめご了承くださいませ(>人<;)「なぁ、司。結婚するってマジか?」「……ああ。」お昼ご飯を食べて、トイレに行った帰りに通りかかった会議室からそんな声が聞こえてきた。企画部の市川部長と司だよね。「えらく急だな。」「ああ、ガキが出来たんですよ。」「はぁ〜、ハニートラップってやつか?そんなのにかかるなんておまえらしくないな。」「そうじゃないんですけど…... 続きを読む
  • 翌朝、課長のマンションに行くために荷物を纏めることにした。きっと一通りの生活用品はあるだろうし、当面必要な衣類と身の回りの物だけをスーツケースに入れていった。元々、荷物もあんまりないからスーツケース2つに収まった。午後に課長が迎えに来てくれる。「荷物はこれだけか?」「はい、足りなかったら取りに来ます。ここは半年後まで契約が残ってるので、しばらくはそのままにしておきます。」「そうか。」あれ、課長から... 続きを読む
  • 土曜日課長は、あたしの実家に挨拶に来てくれた。「初めまして、道明寺司と申します。D商事でつくしさんと一緒の部署で働いています。」「まあ〜!どうぞ狭いとこれですけどゆっくりして下さいね。」イケメン好きのママはかなりテンション上がっている。「順番が違いますが、つくしさんが妊娠しました。つくしさんと結婚することをお許しください。」「・・・つくしと付き合ってどれぐらいなんだい?」「5ヶ月です。」びっくりした... 続きを読む
  • 悩んだけど、課長に報告することにした。午後からの、他社との打ち合わせの帰りにお話がありますと声をかけたら、あたしの深刻そうな状況を読み取ってくれたのか仕事が終わってからご飯を食べに行こうと言ってくれた。課長に連れられて行ったのは、個室のある焼き鳥屋さん。ふふっ、高級なお店じゃないところがあたしと課長の関係性を物語っている。単なる上司と部下。新規案件の話をしながら、課長がオーダーしてくれた焼き鳥やサ... 続きを読む
  • 7月、課で取り組んでいたプロジェクトがひと段落した。普段の案件も抱えながらの仕事だったので、残業も続いていたしかなり大変だった。でも、充実感もあって楽しかったのも本当。ホッとしたからなのか、疲れが出たからなのかちょっと身体がダルくて少し熱っぽいから夏風邪かな…ぐらいに思っていた。佳奈ちゃんと社食でランチをした時に、映画を観に行こうと盛り上がった。スケジュールを確認して連絡するね〜とお互い仕事に戻って... 続きを読む
  • 週明けの月曜日。オフィスに行って仕事の準備をしていると、 「おはよう」と課長があたしのデスクの横を通って席に着いた。「おはようございます、課長。コーヒー淹れましょうか?」「いや、今はいいわ。朝一で出掛けるから資料を取りに寄っただけだ。ちょうどいいから牧野も同行してくれ。」「はい。わかりました。」課長についてオフィスを出でもいつもと変わらなかったので、安心して仕事に取り組んだ。あたしの名前は牧野つく... 続きを読む

訪問ありがとうございます!

プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

大したお話は置いてありませんが、
ブログ内のお話等の無断転載、無断掲載は固くお断りしています。