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Crush on 9

サロンに行こうと、カフェテリアを通っていると、隅の方にいるのは司の彼女。


「よっ、つくしちゃん!」

「つくしちゃんってなんですか?」

「あれ、つくしちゃんなんか可愛くなった?」

「えっ?」

「なんかいい事あったんじゃないの〜?」


ぐっと顔を覗き込むと、ボンって聞こえるんじゃないかって程、赤くなった。
まじかよ、奥手な司にしては早いんじゃねぇ。


「へぇ〜。」

「なっ、なんですか!」


めっちゃ揶揄いがいがある。



「おい、何やってんだよ!」

「つくしちゃんと話してだけだよ。」

「つくしちゃんって言うな!」

「それより司、いい事あったんだってな。」

「西門さん、やめて下さい!!」


つくしちゃんの真っ赤な顔を見て、司はピンときたようだ。


「ああ、まあな。」

「司!!」


「何恥ずかしがってるんだよ。付き合ってるんだから、おかしい事じゃないだろ。」


つくしちゃんの肩に手を回し、キスしそうな距離で話している。



ハイハイ、ごちそうさま。


✳︎✳︎✳︎


最近、司の素行が落ち着いてきたと思っていたら、彼女が出来たと報告を受ける。
邸にも頻繁に来てるらしい。
報告書を読む前に、タマに話を聞くことにした。


普通のお嬢さんだけど、とってもいい子だと。
週一で邸に来てるらしく、司と勉強してると。
タマだけじゃなく、執事や他のスタッフも邸に来るのを楽しみにしてると。


人の見る目のあるタマや執事が気に入ってるなんてどんな子なんだろう。


「タマ、私も会えるかしら?」

「つくしは、毎週木曜日に邸に来て坊ちゃんと勉強してるから、覗いてみたらいいですよ。」


木曜日、早く仕事を切り上げて邸に帰る。
出迎えてくれたタマが、


「つくし来てますよ。今からお茶の準備しますから、扉を開けておくので覗いていいですよ。」


タマが準備をしている間、扉から中をそっと覗く。

司は本を読んでいて、隣の彼女に何か質問されてそれに答えている。
彼女と話している司の顔がとっても優しい事に驚いた。


タマが声を掛けて、お茶してる間も声を出して笑っていたり、司が年相応の少年に見える。

気づかれる前に、そっと自分の部屋に戻った。


「奥様、つくしはどうでしたか?」


部屋に戻って、書類の確認をしていると、タマがお茶の準備をしながら尋ねる。


「普通の女の子に見えたんだけど、彼女真面目なのね。」

「ああ、そうですね。いつもあんな感じで2人で勉強してますよ。坊ちゃんは、つくしに何聞かれても答えられるように陰でこっそり勉強していますよ。」

「あはは、そうなのね。司にそこまで勉強させるなんて、彼女は頭がいいのかしら。」

「学年トップらしいですよ。坊ちゃんがボヤいてましたから。」

「そうなの。」


司にとってもプラスになっている彼女の存在。
しばらくは、見守っておく事にしよう。



いつも応援ありがとうございます!

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とりあえず楓さんは静観です。

夕方に「Crush on」の番外編を1話UPします。
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コメント

コメント(3)
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2018/07/09 12:21 編集返信
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2018/07/09 15:58 編集返信
くるみぼたん
ありがとうございます!
悠○様
楓さん、原作よりかは優しいです^ ^
悪かった息子が落ち着いてますからね。
孫は気が早い(笑)

スリ○○○○様
つくしちゃん、積極的に司くんにアプローチはしたけど、純ですからね(*≧∀≦*)
百戦錬磨の総二郎くんの周りにはいないタイプですよね!

楓さんは、見たことない司くんの姿を見て、黙認といいつつ策を練ってるのかな。
今、3つ先ぐらいの展開で悩み中ですσ^_^;
事件、事件、じけん・・・考えてみます(笑)

くるみぼたん

2018/07/09 19:46 URL 編集返信
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くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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