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Crush on 10

年が明けた頃、ババァに呼び出されて会社に出向いた。


「司さん、あなたは高校を卒業したらNYに来なさい。NYで大学に行きながら、道明寺HDの仕事をして覚えていくように。」

「それは命令ですか。」

「そうとってもらっても構わないわ。」

「・・・・・」

「何か悩むことがあるのかしら?一週間時間をあげるわ。ちゃんと結論出しなさい。」

「はい、分かりました。」



マジかよ。


いずれはNYに行かなければならないと思っていた。
まさかこんなに早く話があるとは思っていなかった。





✳︎✳︎

いつもの木曜日。


「・・・さ・・・司っ。」

「ああ。どうした?」

「どうしたじゃないでしょ。珍しくぼーっとしてどうしたの?」

「・・・ババァに高校卒業したらNYに来いって言われた。」

「それで?」

「大学行きながら、仕事を覚えろって。」

「そうなんだ。」

「でもよぉ〜。」

「ん?」

「おまえと離れ離れになるんだぜ。」

「そうだね。」

「おまえは嫌じゃねーのかよ!」

「嫌だ。司と離れたくない。行かないでっ…って言えば満足?」

「おまえっ!」

「司の中では答え決まってるでしょ?」



「・・・そうかもな。」



「だってさ、いっつも経営の本熱心に読んでて、早く経験積みたいった思ってない?NYに行くのは司にとってチャンスだよね?それを私を理由にして無駄にしないで!」



「つくし・・・。」



「ホントはね、ずっと一緒に居たいって思ってるよ。司は、カッコいいしモテるから離れてるなんて不安だよ…。」


つくしは、ポロポロと涙を流し出した。
ギュっと抱きしめて、髪を撫でる。


「つくし、ありがとな。」

「ん?」

「なあ、大人になったら俺と結婚してくれる?」

「結婚?」

「そう。俺はこれからずっとつくしと一緒に居たい。」

「じゃあ、もっといい男になったら、私が幸せにしてあげる。」


俺の想いが伝わるように、キスをする。




✳︎✳︎

ババァの執務室。


「司さん、どうなさるの。」

「高校卒業したら、NYに行きます。」

「そう。」

「道明寺HDの後継者として認めて貰えるように頑張ります。」

「あなた彼女はどうするつもり?」


「・・・知ってたのですか。」

「ええ。」

「いずれは彼女と結婚したいと思ってます。」

「あなたはまだ高校生でしょ。」

「そうですけど、彼女以外結婚したいとは思えません。NY行きも彼女が後押ししてくれました。」

「そうなの。彼女に会わせてもらえるかしら?」

「なぜですか。」

「司さんがそこまで想う彼女に興味があるからです。」

「分かりました。彼女に聞いてみます。」



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コメント

コメント(3)
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2018/07/10 12:35 編集返信
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2018/07/10 17:13 編集返信
くるみぼたん
ありがとうございます!
悠○様
次は楓さんとつくしちゃんのご対面です^ ^
さぁ、どうなるでしょうか。
息子より可愛がるのも近いですかね?

スリ○○○○様
司くんの素行が良くなってきたからこそのNY行きです。
つくしちゃんは、司くんの気持ちをわかっての後押しです^ ^
ちゃんと、自分の気持ちを伝えれるのもこのつくしちゃんだからかなぁ〜。
さあ、楓さんとの対面。
そこら辺、どうなんでしょう(*≧∀≦*)
明日をお楽しみに…♡

くるみぼたん

2018/07/10 21:24 URL 編集返信
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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

大したお話は置いてありませんが、
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