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Crush on 13

(総二郎目線です。)


司が高校を卒業してすぐにNYへ旅立った。

あっちで大学に行きながら仕事を覚える為。


付き合ってる最愛の彼女の牧野を日本に残していった。
俺たちは、司から“つくしの事頼むな”と言われたが、大学が始まり忙しく、久しぶりに会えたのは、5月の初め。


「つくしちゃん、元気にしてる?司が居なくて寂しいんじゃないの?」

「西門さん、つくしちゃんはやめてくださいってば。」

「あれ、なんか寂しそうじゃないね。」

「寂しがってばかりいられないんです。」

ん?
もっと寂しがってるかと思ったのに、なんかやる気に満ち溢れてる?


「ほかに彼氏でも出来たの?」

「私の彼氏は司だけですっ!西門さんと一緒にしないでくださいっ。」

「じゃあ、なんで?」



司には内緒なんだけど…と牧野の話した内容には驚いた。

司がNYに発つ前に、司の母親から高校を卒業したらNYに来ないかと言われたと。
牧野はNYに行く決断をしたらしく、今は英語を習得する為に司の邸で家庭教師をつけてもらってるんだと。


「でもね、もっと色んな事をしておかないといけない気がして焦っちゃって…。」

「色んな事って?」

「私マナーとか何にも知らないし、語学も英語だけでいいのかな…って。」

「ふーん・・・。あ、つくしちゃん、ちょっと待ってて。」


思い付いた事があり、類とあきらに電話で聞いてみると、どちらからもOKの返事が貰えた。


「つくしちゃん、それ俺たちがフォローしたげる。」

「えっ?」

「類はフランス語、あきらはマナー、俺は茶道ね。それと、レッスンの時以外は敬語禁止ね。」

「でも…。」

「つくしちゃん、決定事項だからね。」

「あっ、ありがとうございます。」

「ほら、敬語ダメって。」

「あっ、ありがとう?」

「そうそう、その調子。」


牧野へのレッスンが始まった。
さすが英徳のトップの成績を取っているだけあって、一度習った事は次の時までにかならずマスターしてくる。
牧野は人を惹きつける魅力があり、いつのまにかあきらの母親はもちろん、気難しい俺の両親まで牧野のファンになっていた。


約1年続いたレッスンで、茶道の腕前もさることながら、牧野は魅力的に成長した。


1人の男の為に、並大抵ではない努力をしている姿を見て、そこまで想って貰える司が羨ましく思えた。



✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

司がNYに行って、もうすぐ1年。


最近は、大学に仕事に忙しいらしく、2週間に一度ほんの少し電話で話すだけだった。
寂しかったけど、その分NYに行く為の勉強時間にあてた。
F3も協力してくれ、スキルアップもした。



卒業式翌日。

持っていく荷物をまとめる。
衣類や勉強道具などダンボール5箱とスーツケース。
元々、持っているものは少ないからあっという間に荷造りも終了した。

パパとママと進に“行ってきます”とお別れし、道明寺邸よりプライベートジェットに乗り、NYへ向かう。
到着したのも、NYの道明寺邸。


そのまま、楓社長の部屋に案内してもらう。
メイドさんに案内してもらい、ノックして部屋に入る。


「牧野つくしです。お世話になります。よろしくお願い致します。」

「つくしさん、よく来たわね。1年間頑張ったようね。」

「はい。ありがとうございます。」

「あなたは、今日からこちらに住みなさい。後で部屋まで案内させるわ。」

「えっ、でも…。」

「ご両親から大事な娘さんを預からせて貰ってるのです。これぐらいは当然です。」

「正直、こちらで一人で暮らすのに不安があったので、お言葉に甘えてお世話になります。」

「大学は秋からですから、それまでは語学学校に行ったり、邸でレッスンを受けなさい。」

「はい。」

「そろそろ来る頃かしら。」

「?」



いつも応援ありがとうございます!

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つくしちゃん、NYに到着。

夕方に「可愛い後輩」昨日の続きをUPします。
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コメント

コメント(3)
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2018/07/13 12:42 編集返信
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2018/07/13 16:13 編集返信
くるみぼたん
ありがとうございます!
祐○○様
コメントありがとうございます!
あれ、お名前が…?
間違ってたらごめんなさいm(_ _)m

スリ○○○○様
司くんも忙しい日々だったろうけど、つくしちゃんも猛勉強の1年間でした。
やってくるのは誰か…もちろん一択ですよね(*≧∀≦*)
2人の生活…どうなっていくんでしょうねヽ(*´∀`)

くるみぼたん

2018/07/14 07:57 URL 編集返信
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花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
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