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Crush on 16

大学も始まり、予想以上に忙しい日々。

司も大学に仕事にと忙しいから、ほとんどすれ違いの生活。
時々、夜中に帰って来て私のベッドに潜り込んでるみたいだけど、私が起きる前に出掛けてしまってる。


司も頑張ってるから、頑張らなきゃ…って思っていたのに・・・熱を出してダウンしてしまった。
健康だけが取り柄だったのに…情けない。
司はヨーロッパに出張中で不在。


なかなか熱が下がらず、5日目。

ベッドでウトウトしてたら、部屋に誰かが入ってくる。
目を開け、起き上がると、そこにいたのは。


「タマさん…。」

「つくし、大丈夫かい?奥様から、あんたが寝込んでるから来て欲しいって言われてね。」

「楓さんが…。」

「無理してるんじゃないかって心配してたよ。あんたは頑張り過ぎなんだよ。」

「だって・・・。」


涙が溢れ、タマさんの胸でしばらく泣かせてもらった。


「ちゃんと坊ちゃんと話をしてるのかい?」

「司は忙しいから、邪魔したくない。」

「バカだねぇ、あんたは。坊ちゃんは、つくし1人ぐらい受け止めれるよ。ちゃんと甘えな。」

「はい…。」


メイドさんが、お粥やフルーツなどを切って持って来てくれた。


「ちゃんと食べて元気つけな。」

「はい。」

たまご粥を食べていると、バンッとドアが開く。


「つくしっ!大丈夫か?」


ガシッと抱きしめられる。


「レディの部屋にノックもしないで入ってくるもんじゃないよ。」


タマさんは、バシッと杖で司を叩く。


「イテッ。タマ来てくれてたのか。サンキューな。」

「奥様から連絡があったからね。」

「ババァが?」

「奥様はちゃんとつくしの事気にかけてくれてますよ。あんた達も、お互いの事ゆっくり話な。」


そう言ってタマさんは部屋を後にした。



司は、ベッドに座っている私の後ろに座り、私を後ろから抱きしめる。


「おまえさぁ、こんなになるまで無理するなよ。」

「無理はしてないの…。でも・・・。」

「どうした?」

「・・・司に会えなくて寂しかったの。」

「俺も限界…だったけどさ、そういう事ちゃんと俺に言えよ。」

「だって、頑張ってる司の邪魔したくないんだもん。」

「おまえの事を邪魔になんて思うわけないだろ。」


ぎゅっと抱きしめられ、首元に司が顔を埋める。


「お前が寝込んでいるって聞いて、めちゃくちゃ心配したんだからな。」

「うん。ごめんね。」

「なぁ、つくし。大変だったら仕事辞めるか?」


無理はするなって言われてたから、司からそう言われる気がしてた。


「・・・・・嫌。」

「でも、熱出すぐらいなんだからお前のキャパ超えてんだろうが。」


でも、辞めたくない。
どうしたら司にわかってもらえるんだろう…。


「・・・・・」

「まっ、そんな事言ってもつくしは辞めないんだろうけど。」

「つかさ…。」


びっくりした顔で、司の方を見る。


「お前の事は俺の方がよく知ってるぜ。」


ニヤリと笑いながら、司は私の頭をポンっと叩く。


「つくしの事は、ババァに話してみるから、心配するな。」

「うん。」

「少し、熱は下がったみたいだな。シャワー浴びるか?」

「うん。浴びたい。」

「手伝ってやろうか?」

「スケベっ!1人で入れるもん。」


シャワーを浴びてちょっとスッキリした。
私と入れ替わりに司がシャワーを浴びている。
あれ、なんで自分の部屋で浴びないの??


ベッドで横になっていると、司が髪の毛をガシガシ拭きながら、出てくる。
髪がストレートになった司…カッコいいんだよね。

なんて、ポーッとしてたら…


「おいっ、つくし大丈夫か?しんどいのか?」


なんて心配されちゃった。。
見惚れてたなんて言えなよね。

司は、私のベッドに入ってくる。


「今日は、もう寝るぞ。」

「えっ、一緒に寝るの?」

「おう。寂しかったんだろ?今日は俺に甘えろよ。」

「うんっ。ありがとう、司。大好きだよ。」

「おまえなー、出来ねー時に限って煽るなよ。」

「ごめん。元気になったら、しようね。」


司にチュッとキスをし、胸に顔を埋めるように抱きつく。
司の匂いと温もりに安心して、あっという間に眠ってしまった。



いつも応援ありがとうございます!

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今日、明日と前後編で夕方にお話をUPしますね。
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コメント

コメント(3)
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2018/07/16 10:15 編集返信
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2018/07/16 19:38 編集返信
くるみぼたん
ありがとうございます!
スリ○○○○様
つくしちゃん、真面目ですからね。
邪魔しちゃいけないと、無理して頑張ってたんですよね。

きっと、つくしちゃんの不安は、司くんが取り除いてくれるはず(*≧∀≦*)

悠○様
いつもありがとうございます!
司くんに看病されたら、病気も吹き飛んじゃいますよね。

くるみぼたん

2018/07/17 09:08 URL 編集返信
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くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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