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Crush on 17

ヨーロッパ出張に出てすぐ、つくしが熱を出して寝込んでいると連絡をもらった。

すぐにでも飛んで行きたいが、仕事を置いていくわけにもいかねー。
そんなことしたら、つくしに怒られるからな。


詰めて仕事をしたが、 半日早く帰れただけだったが、少しでも早くつくしの元に行きてぇ。


邸に帰って、つくしの部屋に行くと、タマがいてご飯食べている所だった。


少し痩せたか?


まだ熱があるからか、顔色もわるいな。
ババァもつくしを心配して、タマを寄越したみたいだった。


最近は、大学も仕事も忙しくなって、なかなかつくしとの時間を作ることが出来てなかった。
つくし不足で、俺も正直限界だった。


そんな中、つくしに寂しかったと言われ、ハッとさせられた。
弱音を吐かないつくしだからこそ、俺がもっと気にかけるべきだった。


仕事を辞めるかと聞いてみたが、想像してた通り辞めない…と。
俺からババァに話をしないとダメだな…と思った。


久々につくしを抱きしめると、つくしはすぐに眠ってしまった。


まだしんどいよな。
ゆっくり眠れよ。
そっと髪にキスして、俺もそのままぐっすりと眠っちまった。



✳︎✳︎


つくしが復活してすぐ、社長から呼び出された。

俺も話があったからちょうどいい。

ノックをして、社長室に入ると相変わらず無表情だが、第一声が、


「つくしさん元気になったのかしら?」


つくしの心配かよ。


「はい、昨日から大学に行ってます。仕事は来週から行くって言ってました。」

「そう、よかったわ。つくしさんの仕事のことなんだけど…。」

「辞めさせる訳にはいかないですよね。」

「彼女がそれを望んでいるのかしら。」

「いえ、望んでません。」

「じゃあ、出来ないわね。」


「つくしを俺の近くに置きたいんですが…。」

「それは無理ね。未熟なあなたに付けても、つくしさんにとっても良くないわ。そうね、つくしさんは、秘書見習いとして私に付けます。それでいいわね。」

「は・・・い。」

ババァ…いや社長がつくしの事を悪くはしないだろう。



「一つお願いがあるのですが…。」

「何かしら?」

「月に2回…いや1回でもいいので、2人の休みを合わせて頂きたいのです。」

「あなたは立ち止まっている暇はないのよ。」

「分かってます。それでも、彼女の為に時間を作りたいんです。」

「・・・わかったわ。西田に話しておくわ。」

「ありがとうごさいます。」

「あなたの為ではなくてよ。つくしさんの為です。」




「司さん、今日あなたを呼んだのは、あなたにカリフォルニアのシリコンバレーで立ち上げるプロジェクトの指揮を執ってもらいたいからです。」

「はい。」

「これからの道明寺HDに必要な事業になるでしょう。心して取り組むように。」

「わかりました。」


シリコンバレーだから、IT関係の仕事か。
小さな案件は今までにもいくつかやって来たが、大きな案件を任されるのは初めてだ。
俺の実力を試すチャンスだが、失敗は許されないな。



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コメント

コメント(2)
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2018/07/17 14:44 編集返信
くるみぼたん
ありがとうございます!
スリ○○○○様
司くんも心配してましたね。
目の届くところで働かせたかったのですが、楓さんの方が上手でした^ ^
司くんもお任せするしか無いですよね。
2人の時間も確保出来る事になって、仕事も大学も益々頑張れますね?

くるみぼたん

2018/07/17 21:43 URL 編集返信
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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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