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Crush on 22

大学を3年で卒業出来る事になった。

大学に仕事に…と息つく間もないぐらいだったけど、充実した3年間だった。



卒業式。


黒いガウンを着て角帽を被り式典に参加する。
ゼミの友達にスマホで写真を撮ってもらい、司に写真を送る。

日本の卒業式とは違って、お祭りのよう。
私も壇上で卒業証書をもらい、席に戻って友達と自撮りしたりもした。
最後は、お決まりのハットトス。

式典後は、ゼミのみんなで写真を撮ったり、お別れのハグをしたりする。
みんな家族と写真を撮っていたりする。


パパやママと一緒にお祝いしたかったな…なんて思っていたら、


「つくし、おめでとう!」

「3年で卒業出来るなんて頑張ったのね!」


なんて声が聞こえる。

ん?幻覚??

なんて周りをキョロキョロするも、誰もいない。


「どこ探してるんだよ。」


と後ろから、頭をポカンッと叩かれる。


「痛っ。えっ、司?」


振り向くと司の横にはパパとママ。
びっくりしすぎて動けない。


「ほら、何突っ立ってるんだよ。」


背中を押され、パパとママの前に。


「つくし、おめでとう。」

「道明寺さんがね、つくしの卒業式見てやって下さいって飛行機なんかの手配して下さったのよ。」

「・・・・・パパぁ〜、ママぁ〜。」


ママに抱きつき、泣きじゃくる。


「あらあら、小さい子供みたいに…。」


中々泣き止まない私に、司は苦笑いしてたそうだ。
ようやく泣き止んで、顔を上げると、


「ぷっ、つくし、泣きすぎで不細工になってるぞ。」

「もうっ、そんな事ばっかり!」

「そろそろ行くか。邸でバ…お袋達も待ってるぞ。」

「本当に?」

「ああ。」

「パパとママも行ってもいいの?」

「当たり前だろ。それに親父さん達も邸に泊まるからな。」

「司っ、ありがとう!」


きゅっと抱きつく。


「俺は構わねーけど、おまえの両親見てるぞ。」

「わぁ〜!!」


慌てて司から離れる。


「ふふっ、仲良いのね。」


「ママっ!」

みんなで、リムジンに乗り込み、お邸に向かう。

お邸に到着し、楓さんと要さんに挨拶をする。

夕飯までに、時間があるから「積もる話もあるだろ」と司が3人で話せるようにしてくれた。


「改めて、つくし、おめでとう。」

「3年で卒業なんて頑張ったのね!」

「ありがとう。」


3年ぶりに会うパパとママ。
嬉しいけど、ちょっと気恥ずかしい。

「つくし、道明寺さんに大事にしてもらってて、ママ安心したわ。」

「先月に、わざわざウチまで来てくれてね、『つくしの卒業式に来て下さい』って誘ってくれたんだよ。パスポートから飛行機の手配まで全部してくれたんだよ。」

「そうだったんだ…。先週、電話で何も言ってなかったでしょ。」

「だって、内緒にしてて…って言われたものねぇ、パパ。」

「そうだね。」


司の優しさに胸がいっぱいになる。


「つくし、道明寺さんを逃しちゃあダメよ。」


ママが、ニヤリとしながらそう言った。


「もうっ、ママったら。」


軽口を叩きながらも、ママはいっつも私を応援してくれてる。

司と付き合い始めて、ママに紹介した時は、「あら、つくし、玉の輿狙いだったの?」なんて私も司もびっくりするような事言ってたよな。


「卒業してそのまま道明寺さんの会社でお世話になるんだよな。」

「うん、パパ。前に電話でも話したでしょ。楓さんの近くで頑張ってみたいんだ。」

「そっかー、進も地方の大学だから家を出たし、パパ寂しいなぁ。」

「パパにはママがいるでしょ。それに…つくしはそのままお嫁に行っちゃうかもしれないんだからね。」


パパは、私が高校生の時にリストラされたり、ちょっと頼りないんだど、こうじゃなきゃパパじゃない。
もちろん今はちゃんと仕事も続いてる。


司が作ってくれた久しぶりにパパとママとの時間。
とっても楽しく過ごした。



いつも応援ありがとうございます!
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コメント

コメント(2)
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2018/07/22 15:32 編集返信
くるみぼたん
ありがとうございます😊
スリ○○○○様
司くん、まだ大学院に行ってますが、かなり仕事に比重を置いています^ ^
つくしちゃんが喜ぶことを考えるのは得意ですよね(*^^*)

久しぶりの親子水入らず…つくしちゃんとってはいい時間を過ごせました。
楓さんの近くでどう成長していくか、つくしちゃんの頑張り次第かな。

くるみぼたん

2018/07/22 19:11 URL 編集返信
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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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