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Can I keep a secret? 11

今日は貸し切りのメープルのバー。


中に入った途端、みんなに声を掛けられる。


「おまえらようやくだな。」

「「おめでとう〜、つくし!」」

「先輩、おめでとうございます。」

「司、牧野、よかったね。」


「こっち来て乾杯しようぜ。」


まずはシャンパンで乾杯をする。


記者会見の後、F3とT3が集まってお祝いをしてくれる。


乾杯の後は、いつものように男女分かれての歓談。


「優紀、来てくれてありがとうね!」

「西門さんのパートナーなんてちょっと緊張しちゃった。」


最近、優紀と西門さん…ちょっといい感じだと思うんだけど。。

「つくし、今日のドレスよく似合ってたね!司が選んでくれたんでしょ?」

「うん。私はよくわからないから…。」

「道明寺さんに全部お任せしたらいいんですよ、先輩。」

「でも、よく結婚してる事2年も隠し通せたね。」

「でも、先月に会社の人にデートしてるの写真撮られて危なかったんだから。」

「えっ、そうなの?その後、どうなったの?」

「楓さんに呼び出されて、元々、海外赴任希望してたから、イギリスに行く事になった。」

「それだけ?」


「えーと、他言したら懲戒免職だって、誓約書にサインさせらてた。」

「あはは、司より怖いかも。」

「ようやく道明寺さんの、心配も無くなるね。」

「そうだといいんだけど…。」

「この2年で一体何人にアプローチされたんですか、先輩?」


「えっ、そんなの知らないよ。」





「25人だ、25!!」


突然、司が会話に入ってきた。
そのまま、私の横にドスンと座る。


「マジで?牧野モテモテじゃん。」

「この前なんて、壁ドンされてやがった。」

「ヒュー!」

「もう、その話しないでよっ!」

「司、その時どうしたの?」

「仕事があるからって連れ出した。」

「司にしては、大人な対応じゃない?」

「しょーがねーだろ、手を出したり飛ばしたりしたら降格だって言われてんだから。」



「「「あははははっ!!」」」



「だって、名刺を渡したぐらいで飛ばしたりするからでしょ!」


「ねぇ、司。牧野にSP付けてるの?」

「ああ。会社の中の方が油断ならねーからな。」

「ふーん。牧野可愛そう。」

「ありがとう、花沢類。でも、司には隠す事ないから大丈夫。」

「牧野がいいんだったらいいんだけど…。」


そう言いながら、花沢類は空いているソファに行きゴロンと転がった。


「牧野、仕事はどうするんだ?」

「ん?続けるよ。」

「今のところでか?」

「違う。司の秘書だって。楓さんが日本にいる時は楓さんに付くの。」

「副社長と秘書ってか。まあ、一緒にいる方がトラブル少ないんじゃね。」


みんな、うんうんと頷いている。

そんなにトラブルなんて起こしてないと思うんだけどなぁ〜。


「鈍感な奥さんを持つと苦労しますね、道明寺さん。」

「ああ、まったく。」

「へっ?私の事?」

「おまえはガードが緩すぎんだよっ。少しぐらいモテてる事を自覚しろよっ!」

「モテるなんてあり得ないしっ!私を好きになる物好きって司ぐらいでしょ。」


あれ?


なんか、みんな呆れてる?


西門さんや美作さんなんて、わざわざ司のところまで来て「頑張れよ」なんて言ってるし。。



はぁ〜っと大きなため息をついた司は、


「つくし、部屋行くぞ。」


と立ち上がって、私の手を引く。


「えっ、みんな今日はありがとう〜。」


なんとかお礼だけ言って、司に引きずられるようにエレベーターに乗った。


エレベーターに乗ったものの、司は一言も話さない。



「ねぇ、なんか怒ってる?」

「・・・・・」

「司?ねぇってば。」

「おまえの無自覚鈍感に呆れてるだけだよ。」

「鈍感、鈍感って・・・私の旦那さんは道明寺司。他の人に何言われたって、司への気持ちが揺らぐわけないでしょ!私ばっかり悪者にしないでよっ。」


繋いでいた手を振り払い、司とは反対の方を向く。


「まきの・・・ごっ、ごめん。」

「・・・・・」

「なぁ、こっち向けよ。」


そんな言い合いをしてたら、エレベーターが到着する。

司に背を向けたままエレベーターを降り、部屋の中に入って行き、右の寝室の前に立ち、


「私ここで寝るから、入って来ないで!」


そう言ってから寝室に入る。



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コメント

コメント(2)
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2018/08/16 11:49 編集返信
くるみぼたん
ありがとうございます♡
スリ○○○○様
つくしちゃん、モテモテだったんですよ!
それは、司くんと結婚して魅力が増してたのに…本人無自覚でした(*≧∀≦*)

本人以外には、つくしちゃんの鈍感っぷりに驚いてたんですよ…。
でも、自分を信じてもらってないみたいで、司くんには言われたくなかったんですよね。
さあ、ちゃんと仲直り出来るのかな…。

くるみぼたん

2018/08/16 22:10 URL 編集返信
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くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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