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Can I keep a secret? 12

「私ここで寝るから、入って来ないで!」


そう言い残して、つくしは寝室に入って行った。



しばらく呆然と立ち尽くしていた俺。



今晩はつくしと甘い夜を過ごすつもりだったのに、どうしてこうなったんだ?
そう、つくしに自分がモテるのをわからせたかったんだ。
でも、それは俺の嫉妬からきている事。
つくしを責めるのは間違ってんだよな。。


寝室のドアの前に立って、つくしに話しかける。


「なぁ、つくし。」

「・・・」

「ごめん。俺が悪かった。」

「・・・・・んの。」

「えっ?何って?」

「だから何が悪かったと思ってるの!」


カチャリと、ドアを開けたつくしは涙をポロポロと流している。


「俺が言いすぎたんだ。ごめん。」

「司はわかってない!」

「俺が嫉妬してたんだ。つくしは何も悪くないのに。」

「私を信じてなかったんでしょ。」

「そうじゃねーんだ。つくしを誰にも見せたくねーって言う俺の我儘。」

「何それ?」

「俺だけを見てて欲しいって事。仕事でも、他の誰かをつくしに見て欲しくねーんだ。」

「ぷっ。そんなの無理だし。」

「本当はさ、鍵掛けて家に閉じ込めておきたいぐらいなんだ。」

「あはは、小ちゃい。」

「小ちゃくても、なんでもいいんだよっ。」


「司?」

「なんだ?」




「バーカ!」



そう言ったつくしは笑っていた。
泣き笑いだったけど、つくしの笑顔を見れて安心した。


「なぁ、つくし。一緒に風呂入ってくれるか?」

「いいよ。」

「準備してくるな。」

「うん。」


喧嘩した後の風呂の準備は俺の担当。
マスターベッドルームのバスにお湯をため、再び、つくしの所に戻る。


「抱きしめていい?」

「うん。」


つくしに近づきそーっと抱きしめる。
つくしも、俺に手を回したくれたのに安心する。


ふぅ〜っと息を吐く。


「どうしたの?」

「つくしが離れて行っちまうかも思って焦った。」

「離れて行く訳ないでしょ。」

「おう。」

「お湯溢れちゃうよ。早く行こうっ。」


脱衣室で服を脱ぎ、それぞれ身体を洗って湯船に浸かる。
俺はつくしの後ろに座りいつものようにつくしを抱きしめる。
つくしが俺に身体を預けてくれる。
そんな事だけで俺は安心するんだ。


「ねぇ、司。」

「ん?」

「記者会見で司が『歳を取っても手を繋いで出掛けるような夫婦でいたい』って言ってたでしょ。」

「ああ。」

「それ聞いて、すっごく嬉しかったんだ。」

「なんで。」

「これからの司の人生にずーっと私がいるって事でしょ。」

「そんなの当たり前だろ。」

「でもね、会社に何があった時、私は何の力もないから、結婚してても、いつ別れが来てもおかしくない…って思ってんだ。」

「ふざけんなっ!何があっても俺はお前を離さないから、そんなくだらない事考えるな。」

「ごめん。でも、心の奥の気持ち聞いて欲しかったの。」

「この際だ、吐き出せよ。もう無いか?」

「うん、無いっ。」



「つくしが俺の妻だってようやく公表出来たしさ…。」


「ん?」




「子供作らねぇか?」




「いいの?」

「いいに決まってるだろ。」

「じゃあ、頑張っちゃう?」


身体をくるっと俺の方に向けると、俺の頬に手を添えてキスをしてくる。


「ベッド行くか?このままここでするか?」

「このままがいい。」


珍しく、積極的なつくしに翻弄されながら、薄い膜を隔てることなく繋がっていく。
一緒に絶頂まで上り詰め、つくしの再奥に俺の精を放つ。


一度で足りない俺たちは、浴室を出てお互い身体を拭きあって、場所をベッドに変え、何度も繋がった。
夜中も、身体が触れ合い覚醒しては抱き合い、もう何度繋がったかわかんねーぐらいだ。



いつも応援ありがとうございます!

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明日でラストです!
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コメント

コメント(3)
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2018/08/17 09:25 編集返信
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2018/08/17 14:28 編集返信
くるみぼたん
ありがとうございます♡
スリ○○○○様
司くんの気持ちもわかるけど…つくしちゃんだって自分のこと分かって貰えてないと悲しいですよね。
恋愛に不器用な2人だけど、結婚捨てますからね(*≧∀≦*)
2人でちゃんと話し合わないと…ですね。


悠○様
もともと短編の予定なので、残念ながら終わりますよ〜^ ^

くるみぼたん

2018/08/18 19:15 URL 編集返信
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Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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