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ナイトプール 後編

「土曜日3時、邸に来い。」


優紀や桜子、滋さんと一緒にお邸に行く。
お邸には道明寺とF3までいる。


「急げ、ジェットに乗るぞ。」

「えっ、どこに行くの?」

「南の島。」

「なんで?プールだよ?」

「貸し切りにしたから。」



「まあまあ、先輩せっかくだし行きましょう。」


桜子に促され、渋々ジェットに乗り込む。


「あたし、水着しか持ってきてないんだけど…。」

「先輩の服なら道明寺さんが、準備してくださってますよ。私達は、着替えとか持ってるのでご心配なく。」


ジェットに乗って、1時間ちょっと。
南の島に到着する。


「とりあえず荷物置いて、着替えるか。」


優紀たちは3人で一部屋、F3はそれぞれ別々の部屋、そしてあたしは道明寺と一緒。


「あたしも、優紀たちと一緒がよかったな。」

「そんな事言ったら、道明寺さんが荒れちゃいますよ。」


機嫌のいい道明寺に引きずられるように部屋に連れられいく。


「あっ、この部屋。」

「ああ。」

「ねぇ、明日は一緒に帰れるよね。」

「当たり前だろ。」


ぎゅっと抱きしめられる。
ここは、高校生の時の切ない思いが蘇ってくる。


「着替えようぜ。」


水着を持って、脱衣所へ行き着替える。


鏡で水着を確認すると…


え、これマジで・・・。


胸元に1つ、背中には数え切れないほどのキスマーク、そして付け根に近い内腿にも・・・やられた。


脱衣所を出て、着替え終わってソファに優雅に座っている道明寺に詰め寄る。


「ちょっと、どういう事?水着着れないでしょ!!」

「おお、可愛いな。似合ってる。」


めちゃくちゃ嬉しそうな顔の道明寺。


「えっ、ありがと。…そうじゃなくて、これじゃあプール行けないよ。」

「あ、これ着ろよ。」


ポンと投げた服を受け取る。
あたしの水着に合わせたかのようなラッシュガード。
どうりで、あたしの水着の事詳しく聞いてきたはずだ。


「おまえの水着姿は俺以外に見せるなよ。」


もう、開き直るしかない。
ラッシュガードと水着とセットだったショートパンツをはく。


道明寺とプールに行くと、みんな着替えていた。

優紀はあたしと一緒に選んだ花柄のタンキニ。
胸元にフリルがあって可愛いの。
桜子はホルターネックのセクシー系のビキニ。
滋さんは、ポップな柄のビキニ。
F4はそれぞれ膝丈のサーフパンツにTシャツやラッシュガードを着ている。


「つくし〜!それ脱がないの?」

「うっ・・・。」

「先輩、実は脱いだらお腹がぷよぷよなんじゃないですか?」

「そうじゃなくて…。」

「じゃあ、なんなんですか?」


「きっ、キスマーク付いてて脱げないの。」


「さすが司、つくしの可愛い姿は誰にも見せたくないんだ。」


まだ日が沈んでないから、普通のプール。
泳いだり、木陰で寛いだりしてそれぞれ楽しむ。

プールサイドにはビーチバレーが出来るスペースがあって、F4が対決してたりする。


日が沈んでくると、少しずつライトアップされてくる。
完全に日が落ちると、プールの中もライトアップされてとっても綺麗。


「ねぇ道明寺、今日の為にわざわざ準備したの?」

「ああ、イメージを伝えて準備させた。」

「中々いいんじゃねー。この夏、このままここで使えば。」

「蛍光のカクテル出してもアリだね。」

「ライトの色味を変えたらウェディングにも使えそうなだな。」

「それいいですね。ドレスにも蛍光の糸使ったりしてもいいかも。」


流石みんな会社しかも経営者側で働いてることだけあって、視点が違うよね。


「そろそろメシにしようぜ。」


それと同時にシェフよ皆さんが準備してくれたのはBBQ。
あたしが、知ってるBBQとは違ってめちゃくちゃ豪華だった。


✳︎✳︎

美味しいお肉や海鮮を食べ、アルコールを飲んだ牧野はほろ酔い気分。


「道明寺ぃ、一緒にプール入ろぉ〜。」

「おまえ、酔ってるだろ。プールはダメだ。」

「えぇ〜、なんでぇ〜?」

「溺れるぞ。」

「だから、一緒に入ってよぉ〜。」

「ダメだ!」


滅多にない可愛く、甘えてくる姿にドギマギする。


「じゃあ、これ脱いでやるっ!!」


ラッシュガードのジッパーを下ろそうとしている。


「おいっ、ちょっと待て。少しだけ、一緒にプール入ってやるから…な。」

「ほんとにぃ?」

「ああ。」

「じゃあ、早く入ろーよ。」


俺の手をグイグイと引っ張っていく。




「珍しいね、牧野が甘えてるの。」

「だな。司、タジタジじゃん。」

「だけど、遊んでるっつーかいちゃついてねぇか?」

プールで2人きゃあきゃあ言いながら遊んでいる2人を笑って見ている。




「あいつら、2ヶ月後には結婚式だろ。」

「ああ。」

「結局、司は牧野の尻に敷かれるんだろうな。」

「だな。」




「悪りぃ、フラフラしてるから牧野部屋に連れて帰るわ。後は、適当にやって。」

「ああ。司、酔っ払い襲うなよ。」


離せぇ〜とバタバタ暴れてる牧野を肩に担いで、司は部屋に帰っていく。


「あいつら甘い夜を過ごせるのか?」

「牧野が酔ってるから無理だろ。」

「案外、牧野酔いが覚めてるんじゃない。」

「じゃあ、賭けるか?」


なんていつもの俺たちの賭けも、牧野の事に関してはだいたい類が勝つんだけどな。

END



いつも応援ありがとうございます!

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プールで遊ばせてあげるはずが、最初から思わぬ展開になりましたが…。
ナイトプールのお話でした。

これで終わりで、いいですよね。。
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コメント

コメント(3)
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2018/08/11 18:23 編集返信
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2018/08/12 00:15 編集返信
くるみぼたん
ありがとうございます♡
スリ○○○○様
プライベートビーチだと、つくしちゃん希望のプールじゃありませんからね…^ ^
せっかくなので、みんな呼んで、ワイワイとプールで楽しみました(≧∇≦)
ここの2人はもうすぐ結婚ですよ♡
そうですよね、プールや海に行くのを伝える時はタイミングを間違えちゃダメですよね(〃ω〃)
この後のお話は…書けたら・・ということで^ ^

悠○様
あはは、悠○様ならそう言うと思いました(≧∇≦)
酔っ払いのつくしちゃんをどうするか…(笑)

くるみぼたん

2018/08/12 21:14 URL 編集返信
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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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