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Change! 4

翌日。


仕事を終えて道明寺専務の指定したレストランに行くと通されたのは奥の個室。
緊張して、部屋に入るも道明寺専務はまだ来ていない。


時間に少し遅れて、道明寺専務が到着する。

見合いの時や仕事の時とは、イメージが違って少し柔らかい印象。


「悪りぃ、遅くなったな。」

「いえ、大丈夫です。」


道明寺専務が料理のオーダーをしてくださった。


「名前は?」

「牧野つくしです。」

「年齢は?」

「24歳です。」

「大学は?」

「高校は英徳なんですが、大学はT大学の経済学部です。」

「英徳なのか?」

「はい。高等部だけなんですけど…。」


食事が来るまでの間、矢継ぎ早に質問をされる。


「じゃあ、俺の事知ってるよな?」

「はい。F4のリーダーだって…。」

「そうか。」


食事が運ばれてきても、道明寺専務はあまり手をつけずに、あたしの食べるのを見ながら質問を続ける。


「なんで、お前が早乙女の代わりに見合いの場に居たんだ?」


今更隠してもしょうがないから正直に答える。


「綾さんには、付き合ってる人がいて、その人と結婚を考えてるので、お見合いはしたくなかったんです。でも、社長のお父様は見合いの話を持ってきて、どうしてもその彼氏と別れさせたかったたみたいなんです。
だから、綾さんに頼まれて引き受けたんです。騙すような形になって申し訳ありませんでした。」

「もう済んだ事だ。早乙女が結婚したのはその彼氏だったヤツなのか?」

「はいっ!あたしの理想のカップルです。」



その後は、あたしの下らない話を時々笑いながら聞いてくれた。

高校の頃は怖いって思っていたのに、そうじゃなかった。


帰りはマンションまで送ってもらい車を降りようとすると、ぐっと手を掴まれ、


「また会えるか?」


と、真剣な様子で聞いてくる。


勢いに押されて、コクンと頷くと、今までで見たことない、笑顔をみせた。



ドキン…と胸が鳴った。



「携帯出せ」と言われるがまま携帯を出すと、あたしにロックを外させ、番号をタップして自分の携帯にワンコールかけて、電話を切る。


「これ俺の番号。登録しとけよ。」


俺様なんだけど、なんか可愛い。

ぷっと笑うと少しすこし拗ねたように「なんだよ」なんて言ってて益々可愛く思えてくる。


「それじゃあ、ありがとうございました。おやすみなさい。」


と車を降りようとすると、再び腕を掴まれ、引き寄せられ、ほっぺに一瞬柔らかいものが当たった気がした。


びっくりして逃げるように車を降り、走って部屋まで戻った。
鍵を開け、部屋の中に入り、玄関てペタンと座り込む。



✳︎✳︎


牧野との飯をレストランの個室にセッティングした。


早乙女の代わりに見合いに来た理由なんて、どうでもよかったんだが、それを口実に食事にこぎつけたので、とりあえず聞いておく。


名前や大学などを、調べようと思えば簡単な事だったが、報告書ではなくあいつの言葉で聞きたかった。


あいつのする話はわからない事ばっかりだったが、コロコロ変わる表情が可愛くってずっと話を聞いていたいと思った。

車でマンションまで送っていく。会社の寮だというマンションはまぁ、悪くない。


あっさりと帰ろうとする牧野を引き留め、強引に電話番号を交換する。
笑った牧野の顔が殺人的に可愛くて、車を降りようとするところをもう一度腕を掴んで引き留めて、頬に触れるか触れないぐらいのキスをする。


びっくりした牧野は逃げるように帰って行ったが、連絡先も手に入れたし、プロジェクトもあるから、またすぐに会えるな。



いつも応援ありがとうございます!

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司くん、ちょっと強引にグイグイ行きます(*≧∀≦*)
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コメント

コメント(2)
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2018/09/12 14:38 編集返信
くるみぼたん
ありがとうございます♡
スリ○○○○様
どんな司くんでもOKですか(*≧∀≦*)
めちゃくちゃ奥手な司くんも見てみたい気がするけど、キャラ崩壊しちゃいそうですね(>_<)
押せ押せの司くんにつくしちゃんはどうするのか…続きも楽しんでもらえると嬉しいです🎶

くるみぼたん

2018/09/13 07:40 URL 編集返信
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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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