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Change! 7

忙しいはずの道明寺専務は、暇ができればあたしの前に現れる。


あたしが残業で仕事をしていも御構い無しで、熱い視線を送ってくる。
そんな道明寺専務に、綾さんも呆れている。



毎回、強引にあたしを連れ出し、食事に連れて行ってくれたり、デートだと水族館に連れて行ってくれたりする。

並んで歩く時には、必ず手を繋いでくるの。
それが、ちょっと嬉しかったりするんだよね。


それから…キスも。


ふとした瞬間にチュッとされたり、別れ際には必ずキスをする。
最近では、ちょっと期待してたりもするんだ。



今日は、綾さんと滋さんと飲みに行くって言ったのに、いつのまにかあたしのとなりには道明寺専務。


「道明寺司ってこんなマメなキャラだったっけ?つくしちゃんの前での顔なんて今まで見たことないわ。」

「本当に〜!滋ちゃんとお見合いした時なんて、殺されるかと思うぐらい凶悪な、目をしてたし。」

「女嫌いなんじゃなかったっけ?」




牧野のダチで酔っ払いじゃなかったらぶっ飛ばしてるぞ…と思いながらも、牧野に嫌われたくないから我慢をする。


牧野は酒は強くないし、酔ったら凶悪に可愛いんだ。
そんな牧野を他の男に見せるなんて、出来そうもないから、仕事を早く終わらせて牧野の元へと急いだんだ。


✳︎✳︎


牧野とお試しで付き合うようになって、もうすぐ3ヶ月。

時間があれば、牧野のところへ押しかけ、食事やデートにも出かけ、手を繋いだり、俺からのキスも受け入れてくれる。

キスから先に進もうとするとダメって突っぱねられる。


嫌われてはいねーと思うが、牧野の決断を聞くのが怖い。


今の俺に出来ることは…と考え、日本に出張で来ている、社長である母親に面会を申し込む。


「どうなさったの。」

「伺いたいことがあるのですが…。」

「何かしら」

「私の結婚相手には何を求めますか?」

「どういう意味かしら。」

「名家の娘じゃないといけないとか、それ相応の財産がないといけないとか…。」

「そんな物必要なのかしら?」

「今までのお見合い相手はそんな人ばかりでしたので。」

「あなたがそんな事を聞くなんて、結婚したい人でもいるのかしら?」

「まだ正式にお付き合いしてないのですが、ゆくゆくはそうなりたいと思っている人がいます。」

「あなたが望むなら反対しないわ。逃げられないように頑張りなさい。」

「ありがとうございます。」


母親の反対がないなら、後は突っ走るだけだ。


✳︎✳︎


道明寺専務と、仮のお付き合いを始めてもうすぐ3ヶ月。

忙しい人なのに、時間を見つけては会いに来てくれる。
食事に行ったり、デートをしたり、手を繋いだり、時にはキスをされたり…どれも嫌じゃない。

最近では、唇や手が離れるのが寂しいって思っちゃう。

道明寺専務は俺様だけど、とっても優しくて、いつもあたしの下らない話を笑って聞いてくれる。


仮じゃなくて、本当の彼女になりたいって思うのはワガママなのかな。

だって、道明寺専務は道明寺HDの御曹司で私には到底釣り合うような身分の人じゃない。
お付き合いできても、初めから別れが決まっているのなら夢なんか見ない方がいいと思う。


でも、お付き合い出来ないって道明寺専務に伝える勇気も持てなくて、悶々と悩んでいた。



いつも応援ありがとうございます♡
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コメント

コメント(2)
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2018/09/15 10:48 編集返信
くるみぼたん
ありがとうございます♡
スリ○○○○様
司くんにガンガンアピールされたら、好きになっちゃいますよね(*^▽^*)
お試しだけど、キスしちゃったりしてますしね(*≧∀≦*)
司くん、邪魔をされないように、そしてつくしちゃんの不安を取り除いてあげるために楓さんに会いに行きましたよ!
反対されなかったら、もう突き進むしかないですよね。
つくしちゃんはどうやって返事するんでしょうね。

くるみぼたん

2018/09/15 23:06 URL 編集返信
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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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