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お留守番 〜Proof of love 番外編

「ママお仕事行って来るから、みんなちゃんとパパの言うこと聞いてよ。」

「「「はぁ〜い!!」」」

「司、双子はタマさんと堀口さんにお願いしてるから、望と和と樹をお願いね。」

「ああ、任せとけよ。」


日曜日、つくしが慈善事業の会合に出掛けるのに合わせて俺は休みを取って、子供達と留守番。


さぁ、今日は何して遊ぶかな。


3人に今日したい事を聞くと、望はサッカー、和はお菓子作り、樹は鬼ごっことバラバラ。


「よし、全部順番に遊ぶぞ!」


「「「やったぁ〜!!!」


「さいしょはいつきのやりたいおにごっこね。」

5歳の望は必ず1番を和や樹に譲ってやる。
もっと我儘言ってもいいのにな。


外に出る前に、厨房に寄り昼から和かお菓子作りしたいと言ってるから準備を頼んでおいた。


「「「パパがおにね〜!」」」

「じゃあ、10数えたら追いかけるぞ。」


「「「はぁ〜い!」」」



「い〜ち、にい、さ〜ん・・・」



数え始めると、キャアキャア言いながら逃げる3人。
鬼ごっこなんてしたこともなかったが、子供達が大きくなってつくしに教えてもらった遊びだ。


「・・・・なな、はち、きゅう、じゅう!行くぞ〜!!!」


俺が普通に走ったら一瞬で捕まえれるから加減が難しい。
先ずは樹からだな。
追いつかないスピードで、樹を追いかけひとしきり走った所で捕まえる。


「パパだっこ〜。」


今度は樹を抱いたまま、和を追いかける。


「キャア〜、つかまらないもんね〜。」


和はおっとりしているのに走りは早い。
幼稚園のクラスで走るのが1番早いらしい。


「よしっ、和を捕まえたっ!」

「あぁ、パパはしるのはやすぎ。」

「ごめん、ごめん。パパの足が長いからなぁ。」

「じゃあ、のどかはおんぶしてね。」


樹を抱いて、和をおんぶして望を追いかける。
望も運動神経いいんだよな。
まだまだ負けねーけどな。


「望、捕まえたっ!」

「あ〜あ、つかまっちゃった。」

「望、走るの早くなったなぁ〜。」

「ほんと?まいにちおにわではしってるんだ。」

「そうか。」


その後も、鬼ごっこやかくれんぼなどをして遊んだ。

✳︎✳︎

お昼を食べて、和の希望通りお菓子を作る。
シェフに手伝ってもらいながら、型抜きクッキーを作っている。

焼く前に、午前中に走り回った樹はお昼寝タイムに入った。


「パパは望お兄ちゃんとサッカーしてきていいよ。和1人で作りたいんだ。」


和は作りたいものがあるらしく、後はシェフに任せて望と外に出る。


パスの練習をしたりリフティングをしたり、ドリブルしてるボールの取り合いなどをしていると、


「そろそろおやつの時間ですよ。」


タマが呼びに来た。


「パパ、おやつおわってからもサッカーしてくれる?」

「いいぞ。」


外にシートを敷いてピクニックのようにおやつの準備がしてある。
お昼寝から目覚めた樹はすでにクッキーを食べ始めている。


「今日は和お嬢様が準備してくれましたよ。」


そこには、さっき作ったクッキーと桃やオレンジのゼリーまであった。


「和はゼリーも作ったのか?」

「うん。これならりょうとめぐみもたべられるでしょ?」

「そうだな。ありがとうな、和。」

「どういたしまして。」

和の嬉しそうな笑顔はつくしに似ていて可愛いんだ。


双子を膝に乗せてゼリーを食べさせていると、つくしが「ただいまー」と帰ってきた。


「「「ママっ、おかえり〜!!」」」

「みんなでピクニックしてるの?」

「あのね、のどかがじゅんびしたの。クッキーとゼリーもつくったんだよ。」

「すごいね、ママも頂いていいの?」

「うん、ママのぶんもあるよ。」


「ただいま」と俺の頬に軽くキスをして、シートに座ったつくしは、涼を抱き抱え和の焼いたクッキーを食べる。


「わぁ、このクッキーおいしい!和すごいね!」

「ほんと?うれしい!!」


おやつを食べ終えた樹がつくしに寄ってくる。


「ママ〜、いつきはね、おにごっことかくれんぼしたの。」

「お外でしたの?」

「うん。パパがおにで、すぐにつかまったの。」

「そっか〜。楽しかった?」

「うんっ!!!」


言いたい事があるのに言い出せない望。
そんな望につくしは声をかけた。


「望は?」

「パパとサッカーしたんだ。」

「いっぱい出来た?」

「あんまり。おやつおわってからもパパにサッカーしてもらうんだ。」

「よかったね、望。」

「うんっ!」


みんなつくしの事好きだよな。
帰ってきた途端、みんなつくしに寄って行くんだからな。




夜、つくしが子供達の寝かしつけをして俺たちのベットルームに入ってくる。
樹が生まれてから、東の角部屋の隣を改装して大きな子供部屋を作ったんだ。
子供達はみんなそこで寝ている。


「司、今日はありがとうね。子供達寝る寸前まで司と遊んだ事を話してたよ。」

「お礼言われる事なんてしてねーよ。でも、そう思うなら俺にご褒美くれよ。」


「ふふっ、ここに1番大きな子供がいた。」


そう言って、ふわっと俺にキスしたのをきっかけに夫婦の濃密な時間を過ごす。




いつも応援ありがとうございます!

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「Proof of love 」番外編でした。
最終回から割とすぐの賑やかな家族のお話です。
家族のお話を…とリクエスト頂いたので、書いてみました。
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コメント

コメント(5)
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2018/09/14 21:26 編集返信
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2018/09/14 22:21 編集返信
くるみぼたん
ありがとうございます♡
スリ○○○○様
このお話、番外編を書くつもりなかったのですが…つい遊んじゃいました。
司くんは子供と遊ぶのも全力で遊んだそうですよね(*^▽^*)
和ちゃんは、つくしちゃん似ですよ!
司くんは、和ちゃんにはメロメロです。
もう1話、番外編を書いたので近日中にUPしますね🎶
そちらの2つも、またお話考えますね〜♡

悠○様
萌えました?(笑)
子どもと遊んでいる姿はレアですよね♡

くるみぼたん

2018/09/14 23:48 URL 編集返信
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2018/09/18 22:26 編集返信
くるみぼたん
No title
司つくし○○○様
ありがとうございます!
普段の司くんからは想像できませんが、子供達とも全力で遊んでそうですよね(*^▽^*)
私も、ここのうちの子になりたいです(*≧∀≦*)

くるみぼたん

2018/09/19 07:47 URL 編集返信
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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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