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Trick or treat 〜Proof of love 番外編

Happy Halloween!


「「パパぁ〜ハロウィンしたい。」」


涼と恵の一言で、お邸のスタッフ総出のハロウィンイベントが始まった。


外のパーティに参加するのは危険だからダメだと言う司。

「じゃあ、おやしきにはお部屋がいっぱいあるからおやしきの中ですれば。」

と建設的な意見を言う8歳の望。

「おお、じゃあそうするか。邸のみんなに準備するように言っておけよ。」

「じゃあ、みんなは何に仮装するのか決めなきゃね!」

和「わたしは、白雪姫かな。」
恵「めぐはねぇ、ラプンツェル!あ、エルサもいいなぁ。」
涼「ぼくはピカチュウになりたい!」
樹「えー、にんじゃがいいな。」
望「じゃあ、ぼくはけいさつかんかな。」


みんなそれぞれなりたいものを言っていく。

「パパはぁ〜?めぐパパにはおうさまになってほしいな。」

「じゃあ、ママはおひめさま?」

「パパとママはおそろいじゃないとね〜、パパ?」

「ああ。」


この時期になると、お店やインターネットで仮装の衣装売ってるのに、それぞれ特注でオーダーしたらしい。。


日に日に、庭や室内の飾り付けが増えていき、お邸のスタッフの本気度が伺える。



ハロウィン当日。
みんなが学校や幼稚園に行っている間にかぼちゃを使ってクッキーを焼く。


お昼を過ぎると、幼稚園に行っていた涼と恵が帰ってくる。


「ママ〜、ドレスは〜?」

「今から何するの?」


すでに2人はウキウキしてる。


「ジャック・オ・ランタン作るから、お着替えはご飯終わってからね!」

「「はぁ〜い!!」


いつもこんなに素直だったら助かるのに…。


お庭で、手伝ってもらいながら一生懸命作ってると、小学校から望・和・樹が帰って来た。
工作好きな樹が目を輝かせている。
3人も加わって、1人1個のジャック・オ・ランタンが完成した。


みんなおやつを食べるのも忘れるぐらい集中してたね。


司も早く帰ってきてくれて、早めの夕飯を食べてからお着替え。
メイクさんまで手伝ってくれて準備万端。
みんなバケツを持って、今か今かと待ちわびている。


「おっ、みんな準備出来たか?」


「「「「「うんっ!!!」」」」」


「パパのおうさまカッコいいね〜。」
「ママのおひめさまもかわいい。」

「ありがと。みんなもよく似合ってるよ。」


警察官の望、白雪姫の和、忍者の樹、ピカチュウの涼、そして悩んだ末にエルサになった恵。



廊下の電気が少し暗くなったのが、準備が出来た合図。


「最後は、ママ達のお部屋に来てね!」

「「「「「はぁ〜い!!」」」」」

「ケンカしないで回っておいで。Happy Halloween !!」


みんな勢いよく走っていく。


「あいつらだけで大丈夫か?」

「ビデオ撮ってくれてるSPさんいるし、それぞれの部屋にはメイドさん達もいるから大丈夫だよ。」

「じゃあ、2人でゆっくり待ってるか。」

「そうだね。」


唇を合わせ、王様さながらにエスコートされて東の角部屋に戻る。


✳︎✳︎

コンコンコン♪

「「「「「Trick or treat !」」」」」

ドアが開き、お化けが現れ、みんなにお菓子をくれる。

「Happy Halloween !」


「いまのおばけしつじの中田さんだったね!」
「うん!」


次の部屋では、

「はっぴぃ、はろうぃん!」

とお菓子をくれた魔女。


「あー、タマさんだ!ほんもののまじょみたい!」
「きゃ〜!!!」


それぞれの部屋にいるスタッフもみんな仮装してる。


コンコンコン♪

「「「「「Trick or treat !!」」」」」

ガチャっとドアを開けたのは、ハリーポッターとハーマイオニーに扮してる…




「「「「「グランマとグランパ!!!」」」」」



久しぶり会えた2人にみんなは大喜びで、抱きついている。


「ふふふっ、みんなよく似合ってるわね。」

「これはグランマとグランパからだよ。」


バケツに入らないぐらいの大きな包み。

「「「「「ありがとう〜!!」」」」

2人からなかなか離れない子供達。


「明日もお邸に居るから他も回ってらっしゃい。」

「絶対だよ。」
「一緒に遊んでね!」

「はいはい。」


後ろ髪を引かれながらも、次の部屋に走って行った。


1時間ちょっと、お邸を走り回って最後は東の角部屋。

コンコンコン♪

「「「「「Trick or treat!!」」」」」

ガチャっとドアを開けると、みんな満面の笑み。

「Happy Halloween !!」


お昼に焼いたクッキーをみんなに配る。

「楽しかったか?」

「「「「「うん!!!」」」」」

「あのね、パパ…」
「ママ、聞いてよ〜」
「めぐがね…」
「タマさんがね…」
「グランパとグランマが…」


みんな一斉に話し始める。
そんな姿に司と目を合わせ、クスッと笑う。


ひとしきり、子供達は言いたい事を話したら、バケツの中身を広げ確認していた。
皆さん、子供達の事を思って、お菓子や文房具だったり小さなオモチャだったりと様々。
大きな包みを開けると、女の子はぬいぐるみ、男の子は車や戦隊モノのオモチャ。


「さっ、お片付けしてお風呂に入って〜!」


「「「「「え〜っ!!!」」」」」


「望、樹、涼、久々にパパとお風呂入るか?」


「「「うんっ!!!」」」


「じゃあ、のどかとめぐはママね!」

「オッケー、じゃあみんなお風呂の準備して。」


「「「「「はぁ〜い。」」」」」

男女別れてお風呂に入る。
お風呂でもみんな大騒ぎだった。


✳︎✳︎


「みんな寝たか?」

「うん。テンション高かったけどね。走り回って疲れたんじゃない。」

「お袋達も来てたのかよ。」

「うん。ハロウィンの話したら、予定合わせてくれたみたい。」

孫には甘いよな。。
しかも仮装までしてたって笑えるな。

「司、ありがとうね。みんな楽しそうだったよ。」

「俺には何もねぇのかよ。」

「あ、クッキー残ってるけど食べる?」

はぁ〜っとため息をついた。

「ふふっ、冗談。ありがとう、司。」

そう言って、ふんわりと唇を合わせてきた。

「そんなんじゃたりねーよ。」

「……だよね。」


つくしを抱き抱え、ベッドルーム入っていく。
ここからは俺たちの時間だな。



いつも応援ありがとうございます♡

---------------
神尾先生の描く王様司くん、サマになってましたね。

賑やかなハロウィンのお話を…。
皆さまも楽しいハロウィンをお過ごし下さい!
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コメント

コメント(3)
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2018/10/31 18:44 編集返信
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2018/10/31 20:01 編集返信
くるみぼたん
ありがとうございます!
スリ○○○○○○様
この家族だと、ゲスト無くても十分楽しめちゃいますね♡
もう1人…とも思わなくも無いのですがf^_^;)
ちょっとつくしちゃん可哀想かな…と。

子供達はお邸中駆け回って、お菓子じゃ無いものもありますが、沢山お菓子もらえましたよ\(^o^)/

うちの娘は、プリンセス着たのは1年ぐらいです。
年齢が上がるにつれて猫だとか、魔女だとか…。
最近は、興味も無さそう…。
渋谷のニュース見て、絶対行きたくないって言ってます(笑)

そう、司くんの王様はイラスト通りの王様です♡


つく○○○様
ハロウィンは私の中では子供のイベントなんですよね。
なので、子沢山のファミリーに登場してもらいました。

今年のつくしちゃん、あちこちで猫だったな…と。
大人な2人を書けるように頑張りますっ!!

くるみぼたん

2018/10/31 23:13 URL 編集返信
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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

大したお話は置いてありませんが、
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