FC2ブログ

より速く。 19

あれ?司はどこにいるんだろう…。

ソファに座っていると、ポン♪とラインが鳴った。


『俺の部屋来いよ!』


ちょっとドキドキしながら、司の部屋に入ると、部屋に司が居ない?

すぐにベランダの扉が開き、司が部屋に入ってくる。


「つくし、寒いからこれ着ろよ。」


暖かそうなベンチコートを渡される。

コートを着ると、司に手を引かれてベランダに出る。



そこには、天体望遠鏡⁈


「覗いてみろよ。」


言われるがままに覗いてみると…


「土星???」

「そうだ。」

「可愛いね。そのままネックレスに出来そうな大きさだね。」


その時、首元に何かがかけられた。


「なに?」

「ネックレス。俺からのクリスマスプレゼント。」

「ありがとう。」

「寒いから中に入ろうぜ。」


司に手を引かれ部屋の中に入る。


「ね、鏡で見てもいい?」

「ああ。」


洗面所の大きな鏡で見ると…


わぁ〜、土星だ!
さっき見たのと一緒で可愛い♡


「気に入ったか?」

「うん。可愛い。ありがとう。」



あっ、プレゼント部屋に置いたままだ。


「あたしもプレゼントあるんだ。部屋から取ってきていい。」

「おう。」


パタパタっと走って、部屋にプレゼントを取りに行く。


ソファに移動していた司の横に座り、プレゼントを渡す。


「開けていいか?」

「うん。」

「・・・・・すげっ。つくしが作ったのか?」

「うん。似てるかなぁ。」


箱の中には、司の顔のクッキー。
割と上手に出来たと思うんだよね。


「マジで嬉しい!!!」


笑顔になった司はとっても素敵で、ドキドキしちゃった。


「食っていいか?」

「いいよ。」


恐る恐る、クッキーをかじった司。
そのまま一個食べてしまった。


「甘いけど、美味ぇ。」

「よかった…。」




「キスしていいか?」

「……ん、いい…よ。」


真剣な顔が近づいてきて、ふわっと唇が触れる。
角度を変えながら優しいキスが何度も何度も降ってくる。


「・・・んっ」


ふと漏れた声を聞いて、司はバッっと離れた。



「風呂入って寝ようぜ。使い方わかるよな?」

「たぶん…。」

「じゃあ、また明日な。おやすみ。」


司の部屋から押し出される。


✳︎✳︎


やべぇ…
暴走するところだった。


シャワーを浴びながら、頭を冷やす。
嫌がる事はしないって言ったのにな。


シャワーを終えて、ガシガシと髪をふき、ソファでミネラルウォーターを飲んでいると、“コンコン”とノックする音が聞こえた。


ドアを開けると、シャワーを浴びた後のつくし。

まだ髪がしっとり濡れている。


「どうした?風邪引くぞ。」

「ドライヤーが見つからなくって…。」

「乾かしてやるから入れよ。」

「ごめんね…。」


つくしの部屋にもドライヤーはあるはずだが、探しやった方が良かったか…と思いながらも髪の毛を乾かしてやる。

俺とは違って、すっげぇサラサラの髪。
俺と同じシャンプーを使ったはずなのに、甘い香りが漂ってくる。


「ほら、出来たぞ!」

「ありがとう。司、上手だね。」

「そつか、こんな事したの初めてだぞ。」

「そっか。司も髪の毛濡れてる…よ。」

「じゃあ、乾かして。」

「うん。」


つくしが、俺の髪を触りながら髪を乾かしてくれる。


「司の髪って乾いたらクルクルになるんだね。」

「ああ。」

「思ってたより柔らかいんだね。」

「そうか。」


なんか髪を触られるのってくすぐってぇな。


「出来たよ。」

「サンキューな。」




「ねぇ、司…」



いつも応援ありがとうございます♡
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

ありがとうございます♡

スリ○○○○○○様
やっぱり土星ですよね╰(*´︶`*)╯♡
プレゼントは鉄板ですよ☆彡
やっぱり、一度は送り合いたいな〜と思ってました♡

さあ、どうしましょう(//∇//)
お話は書き上がってるので、あまり期待せずに…と言っておきましょうか。


悠○様
暴走希望でした…⁈(笑)
この2人、かなり純デス。
訪問ありがとうございます!
プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
文才もなく、のんびりペースですがよろしくお願いします。

最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

検索フォーム