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ただいま恋愛中 10

司さんと、初めてシてからはあたしの寝る場所は司さんの部屋になった。

一緒に寝ると毎日求められちゃって、司さんに抱きしめられて眠るの。




仕事が終わってから、メープルのレストランの個室で食事をする。


今日の司さんは、なんだかいつもと違う気がするんだよね…。




食事を終えたところで、


「つくし……」


司さんが真剣な顔をして話しかけてくる。


「どうしたの?」

「俺と、本当の夫婦になって欲しい。結婚してくれるか?」

「はいっ。よろしくお願いします。」


あたし達、法律の上では随分前から夫婦なのに…おかしいね。

クスクスと笑っていると、左手の薬指に指輪をはめられる。


「これは?」

「婚約指輪。俺たちは法的には夫婦だけどな。ちゃんとしたプロポーズには必要だろっ。」

「ありがとう。キラキラしてて素敵。」

「マリッジは2人で作ろうな。」

「今してるのがあるのに?」

「ちゃんと自分達で決めたのをつけたいんだ。」


司さんって、女のあたしよりロマンチストかもしれない。




「でも、あたしでいいのかな?」

「何が?」

「司さんの奥さん。
だって、社長から偽装結婚って言われてるから…。」

「そんなの関係ねーよ。俺がつくしと結婚したいって思ってるんだから、
誰にも文句言わせねーよ!」



「……うん。」



司さんは自信満々なんだけど、本当に大丈夫なのかな。


「来週NYだろ。2人で社長に報告に行こうぜ。」

「うん。わかった。」






✳︎✳︎


NYに出張の際に、社長にアポイントを取り、会ってもらえる事になった。


「2人がお揃いでどうしたのかしら?」

「俺たち、もう偽装結婚やめるから。」

「まだ1年も経っていませんよ。司、あなた自分の立場を分かってるのかしら?」

「そうじゃなくてよ…。」

「ちゃんと説明しなさい。」

「つくしと、偽装結婚じゃなく本当の夫婦になろうと思ってるんだ。」

「社長…申し訳ありません。」


深々と頭下げると思わぬ言葉が返ってくる。


「あら。意外と早かったのね。」



「「えっ???」」



社長はクスクスと笑っている。


「どういう事だよ!!」


司さん怒ってる??


「司、あなたは女嫌いでこのままじゃ結婚出来ないって心配してたのよ。
つくしさんと、偽装結婚って名目で結婚をさせて、本当に3年でダメだったら諦めようかと思っていたのよ。」

「じゃあ、なんでつくしだったんだよっ!」

「勘……かしら。」

「はあぁ?」

「つくしさんは、人によって態度を変えたりする人じゃないわ。
私が、彼女の純な雰囲気と素直さに癒されたからかしら。」

「ババァが気に入っても、俺が気にいるとは限らなかっただろ?」

「でも、あなたは気に入ったんでしょう?」

「……ああ。」

「だったらいいじゃない。」


社長と司さんは喧嘩してるみたいなんだけど…案外似た者同士なのかな。


「あの…社長…」

「つくしさん、正式に私の娘になるんですから、社長じゃなくて楓さんでいいわよ。」

「えっと、私が司さんと結婚していいんですか?」


ふっと、楓さんは笑う。


「もちろんですよ。こちらから頭を下げてお願いしなきゃならないぐらいよ。
つくしさん、司の事よろしくお願いしますね。」

「はい。こちらこそよろしくお願いします。」



楓社長にも認められ、ホッとひと安心のあたし。



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コメント

コメント(2)
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2019/01/07 13:29 編集返信
くるみぼたん
スリ○○○○○○様
ありがとうございます!
そこは完全にやらかしてますΣ(・□・;)
訂正しておきました。

2人の結婚は、本人達の意思は無かったですからね。。
つくしちゃんを好きになったら
ちゃんと順序を踏んで
幸せにしてあげたくなりますからね。

楓さん的には万々歳です(≧∀≦)
自分の気に入った子を司くんのお嫁さんに出来たんですからね。

婚姻届…ですか?
その展開は考えていなかったのですが…
それもアリですね。

くるみぼたん

2019/01/07 13:56 URL 編集返信
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花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
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