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Days off 4



あたしらしくいる為には…


東京に帰ったらお義母さんにお願いしよう。



7日目、熱海から新幹線で東京に戻り
改札を出た所で、またもやSPさんに連れられ車の中へ。


「1週間前よりいい顔をしてるわね。」

「ありがとうございます。」

「明日から司の秘書につきなさい。」

「えっ!!」

「嫌なのかしら?」

「私から、お義母さまにお願いしようと思ってました。」

「ふふふっ。あなたは家でじっと主人の帰りを待ってるのは性に合わないでしょ。」

「・・・・・」

「自分の力で、周りにくだらない事を言わせないようにしなさい。
あなたなら出来るでしょ。」

「はい!!」

「もう一台車を待たせてるわ。
それに乗って帰りなさい。
あなたがいないと、司が使えなくて困るのよ。


「ありがとうございます。」



車でマンションまで送ってもらい、指紋認証で部屋に入ると…

ガタッと音がして、司があたしの所へ走ってくる。


「ただいま。」

「おかえり。」


ぎゅっと抱きしめられる。


「司、ごめんね。」

「何も言うな。」


あたしの髪に顔を埋め、ぎゅっと力を込められる。




「ねぇ、明日から司の秘書だって。」

「えっ、マジか?」

「うん。お義母さまから言われた。」

「いいな、それ。」


司に抱き抱えられ、ソファまで連れてこられ、
司の前に座らされ、後ろからぎゅっと抱きしめられる。


「少し話をしていいか。」

「…ん。」


振り向こうと思っても抱きしめられてて振り向けない。

「俺さ、つくしと結婚したのがめちゃくちゃ嬉しくて…。
でも、つくしと結婚したから業績が下がったとか絶対言われたく無かったから、
かなりムキになって仕事をしていたんだ。」

「うん。」

「毎晩つくしを抱いて、それで気持ちが通じてると勘違いしてたんだよな。
つくしが出て行ってから気付くなんて、夫失格だよな。」

「そんな事ないよ。あたしだって…。」

「これからは、夫婦の時間も大切にしたいんだ。
メシ食いに行ったり、デートしたりさ。」

「へへっ、ありがと。」

「つくしは言いたい事あるか?」


「うん。あたしも少し話をするね。」

「ああ。」

「あたしもね、司と結婚出来たのが嬉しくて、
家で司を支えたいと思ったのは本当。
それに、司は仕事を頑張ってて、
どんなに遅くてもあたしを抱いてくれてたから、
寂しいって気持ちに蓋をしてたの。」

「・・・」

「週刊誌に他の人とスクープされたりさ、
あたしとは離婚だとか散々言われたりさ。
司の事を信じてても、やっぱり辛かったの。」

「仕事だよ。周りに他のヤツらもいたし、意図的に撮られたんだよ!」

「あたしだって、司は絶対そんな事しないって信じてるよ。
でも、それが頻繁になると…ね。
それからね、結婚して2年も経つのに赤ちゃんが出来なくて…
色んな人に“子供はまだ?”って聞かれるのが辛かったの。」

「それは気にすることないだろう!」

「でも、司の奥さんとして求められてるのは後継者を生む事でしょ?」

「俺も、ババァもそんな事求めてないぞ。」

「ありがと。色んな事が積もりに積もってさ…
1人になってリセットしたかったの。」

「で?リセット出来たのかよ?」

「バッチリ!!思いっきり遊んで、いっぱい食べて…
これからの自分を考えたら、司の秘書に戻りたいって思ったの。」

「SP撒いて、1人だったのか?」

「んー、お義母さまのSPの山本さんが付いてたよ。」

「はっ?ババァ??なんでだよ。」

「東京駅でさ、どこに行こうか路線図眺めてたら
SPさんに連れられて行った先にお義母さまがいたの。
なんでだったのかなぁ〜?」




「ねぇ、司。あたしが1週間何してたか聞きたい?」






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コメント

コメント(2)
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2019/01/13 11:25 編集返信
くるみぼたん
スリ○○○○○○様
楓さん、タイミングよく現れましたよね^ ^
その辺りはどうなんでしょう〜(≧∇≦)
そのうち明らかになりますよ^ ^

側にいれば、喧嘩もいっぱいするだろうけど
いい事と沢山ありますからね!!

次は、司くん視点です♡

くるみぼたん

2019/01/13 22:01 URL 編集返信
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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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