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For the first time in four years 前編




「4年後迎えに行きます」



そう言い残して、道明寺がNYに行ってもうすぐ4年。


4年の間に道明寺と会えたのは、
フランスでの静さんの結婚式の時だけ。


メールやテレビ電話をしてたのも最初だけで
最近は連絡も取ってないから
本当に帰ってくるのかもわからないんだ。




『道明寺司氏 凱旋帰国か?』


なんて週刊誌に出てたから帰ってくるの?
なんて期待したんだけど…
あいつからは連絡は全くない。



本当に帰ってくるのかな?










英徳大学のカフェテリア


「先輩、そろそろ道明寺さん帰ってくるんしゃないですか?」

「んーどうなんだろう。連絡無いから…」



♪Rururururu……


スマホの画面を見てドキッとする。

チラリと画面を覗き込んだ桜子は、
早く出ろと目で訴えてくる。


「もしもし…」
『おっせぇ〜!!』

「だって、あんたから電話なんて珍しくてびっくりしたんだもん。」


素直じゃないあたし。


『最後の追い込みで中々時間が取れなくてよ。』

「そっか、大変だね。」

『帰国が決まったから。再来週に帰るから。』



「・・・・・」



『牧野?おいっ、聞いてんのか!!』

「うん。本当なの?」

『ああ、やっとだぜ!詳しく決まったらまた連絡するわ。』

「…ん、わかった。」



道明寺が電話を切っても、そのまま動けない。


「センパイ……先輩??どうしました?」

「道明寺帰ってくるって…。」

「良かったですね。じゃあ色々準備しないとですね。」

「……ん。」

「……センパイ??」

「あっ、ごめん。そろそろ行くね。」


午後の授業は、
ぼーっとしてる間に終わっていたんだ。




帰ってくるんだ……。


嬉しいのか戸惑ってるのかわからない。

だって、ジェットコースターのような恋愛をして
付き合ったかと思ったらあいつはNYに行っちゃって
ほとんど恋人のような時間を過ごしたことがなかったんだよ。



今更、カレカノって…
恥ずかしいんだけど。。



それに…
あたし達はまだ大人な関係になってないの。

あたしの気持ちが決まるまで待つって言ってくれたけど

道明寺が帰ってきたら
きっとそうなるんだよね…。


自分で想像しちゃって、赤面しているあたし//





✳︎✳︎

ババァに呼び出されて執務室に行くと、
日本への帰国を言い渡された。

しかも支社長のポストも得ることが出来た。


よっしゃ…

心の中でガッツポーズをする。


この4年間、始めはドラ息子だとか言われて
さんざんバカにされて
それを見返してやる為に大学に行きながら
寝る間を惜しんで努力をした。


時差もある中、あいつに中々連絡も出来なかったが
時々聞く牧野の声が俺の癒しであり原動力だった。


帰国が決まって、牧野に電話した時は
声が上ずっていたかもしれねぇ。




あと少し…



牧野と両思いになれたと思ったら、
日本とNYの遠距離。


俺のあいつへの気持ちはあの頃と変わらない…
いやもっと強くなってるかもしれねぇ。


だが、あいつは本当に待っててくれてるのか?

この4年間、彼氏らしいことなんて何一つしてやってねぇ。


牧野に会える楽しみと共に
本当に待っててくれてるのかといった不安も出てくる。









いつも応援ありがとうございます♡

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1周年記念☆第3弾

こちらもリクエスト頂いたものの1つです(≧∇≦)
後編(15:00)に続きます。

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コメント

コメント(2)
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2019/01/19 19:40 編集返信
くるみぼたん
まり○○様
ずっと遠距離だった2人に
「おかえり」と「ただいま」
を言わせてあげたくて…(≧∇≦)

そんな風に言っていただけると嬉しいです^ ^

きっと、この2人は幸せになってくれますよね♡

くるみぼたん

2019/01/19 23:02 URL 編集返信
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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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