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Garnet 8




NYに行って11年、色も無く仕事をしているだけの毎日。



突然の頭痛に襲われて、次に意識がはっきりした時には全てを思い出した。
それと共にあの頃に自分のした行いを悔いる。




11年って、あり得ねーだろ。



牧野は今何をしてるんだろうか?



結婚とかしてるんじゃねーのか…




俺の変化に気づいた西田は、
一通の報告書を俺に出してきた。
それは、牧野に関する報告書。

英徳を卒業してから
地方の国立大学に行き、
現在はO出版でライターをしていると。

F3や滋、三条とは連絡を取っていないらしく、
周りには彼氏は居ないと言ってるらしいが、
一緒に暮らしている男がいる…と。


記憶喪失だったとは言え、
俺から手放した牧野がどんな恋愛をしてようと
責める事は出来ない。


しかし、沸々と嫉妬心が湧き上がってくる。




そんな時に、ババァから呼び出され
日本に凱旋帰国し、副社長のポストに就けると言われた。


「あなた記憶が戻ったようね。」

「はい。」

「好きになさい…」

「はぁ?」

「鈍い子ね。
いい歳した息子の恋愛や結婚に
口出しはしないと言ってるんです。」

「それが牧野でもか?」

「相変わらずなのね。
彼女が了承してくれるかなんて確証はないんでしょ。」


ふっと笑いを漏らした。


「それから、これは就任祝いです。」


ババァから渡された企画書。

自分の執務室に戻って、企画書をめくると
雑誌での俺たちF4の特集記事。


なんでこんな物が就任祝いなんだ…と思いつつ、
最後まで読み進めると

担当のライターに牧野つくし

と書いてある。




中々、粋な事するじゃねーか。

牧野がどんな状況でも、必ず取り戻そうと誓った。







帰国して数日後の対談の日。

朝から妙に落ち着かねー。
そわそわしている俺を見て西田が笑った気がした。



11年ぶりに見る牧野はすっげぇ綺麗になっていて、
平静を装うので精一杯だった。

対談を終え、友人として話しがしたいと言うと
怪訝な顔をしながらも受け入れてくれた。


記憶が戻ったことを伝え、あの時の事を謝った。
牧野の返答に、俺とのことは過去になっている気がした。


一緒に暮らしている男が彼氏なら、
牧野の性格を考えると俺がいきなりアプローチをしても
受け入れられる可能性は少ない。


まずは友人として、飯に行ったりしながら
徐々に距離を詰めていこうと考えていた。




いつも応援ありがとうございます♡

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コメント

コメント(2)
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2019/01/23 11:21 編集返信
くるみぼたん
スリ○○○○○○様
司くん、全部知ってたんですよ。
11年も忘れていた負い目もあって…
つくしちゃんを攻めていく方法を考えてた感じです。

大和さんが彼氏じゃないと知って嬉しかったけど
心配事も増えましたよね。

インタビューをアレンジしたのは楓さんでした。
昔の罪滅ぼしなのかな…。
楓さんも、ずっとつくしちゃんの動向は気にしてたはずですからね。

そろそろ司くん、本領発揮ですよ╰(*´︶`*)╯♡

くるみぼたん

2019/01/23 20:57 URL 編集返信
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花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
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