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Garnet 12




4回に渡ってF4の特集された雑誌は、
あっという間に売り切れて、増刷された程だ。


今まで見たことのないF4の
インタビュー中の柔らかい表情が人気なんだって。



先日、一緒に取材に回っている田村ちゃんから
大和がハリウッドに行ったらしいと聞いた。


それを聞いても、「ふーん」としか思わなかった。

2年も一緒にいて、分かり合えていると思った男友達だったけど、
頑張ってとか寂しいとかいう気持ちも持たなかった。






それよりも、今あたしの近くにいる強烈な男。

忙しいはずなのに、毎晩あたしの部屋にご飯を食べに来る。


「俺のこと好きになったか?」


毎日ただいまの代わりに聞かれる。


「まだ。」


と答えると、一瞬寂しそうな顔をするんだ。




嫌いなわけじゃない。



道明寺が嬉しそうだと、あたしも嬉しいし
悲しい顔はさせたくないと思う。



好き…なのかな?



遠い過去に封印したはずなのに
湧き上がった感情に戸惑いを隠せない。



道明寺はいつも真っ直ぐストレートに
気持ちをぶつけてくれる。
それに応える事は出来るのかな?






✳︎✳︎


久しぶりに優紀に会おうと連絡したら、
うちに来てと言われ、
西門さんと優紀が住んでいるマンションを訪ねる。


西門さんも家にいて…


「ね、お邪魔じゃなかったの?」

「うん。大丈夫。
総二郎さんもつくしに会いたいって言ってるから。」

「げ…嫌な予感しかしないんだけど。」

「おい、牧野!相変わらず失礼な奴だなぁ。」

「お邪魔しますっ。
わぁ、仁(じん)くん西門さんにそっくり!
女たらしだけにはならないでね。」


西門さんの抱いている仁くんの頭を撫でる。


「うるせぇなぁ〜。
牧野、おまえ高校の時から変わってねぇな。」




西門さんが直々にお茶を淹れてくれる、


「ふう〜、美味しい。」

「当たり前だろ。
俺が淹れてやったんだからよ。」

「ちゃんと次期家元なんだもんね。」




「で、司に追いかけ回されてるんだって?」

「んー、逃げてないから、纏わり付かれてるって感じ?」

「牧野の気持ちはどうなんだよ。」

「・・・わかんない。」

「わかんないってなぁ…。
きっともう逃げられないぜ。
司なら周りを固めてるんじゃねーの。」


「……だね。」


「あー、相変わらずお前らイライラするなぁ。
俺、仁と出掛けてくるから、ごゆっくり。」


出掛けると言う西門さんをみて
優紀が慌てて立ち上がって、荷物を渡す。


「サンキュ。じゃあ行ってくるな。」

「行ってらっしゃい。」


優紀にチュッとキスをして出掛けて行った。


「ラブラブだね。」

「もうっ、つくしっ!!」

「優紀が幸せそうでよかった。」

「うん。幸せだよ。
今、2人目妊娠中なんだ。」

「そうなの!おめでとう!!」

「ありがとう。
つくしは、幸せになれそう?」

「んー、わかんない。」

「道明寺さんとじゃダメなの?」

「ダメじゃないんだけど…。」

「けど?」

「高校生の頃にさ、あれだけあいつのお母さんに反対されたからさ。
今一踏ん切りがつかないのかも。」

「らしくないね。」

「えっ??」

「待ってばかりじゃなくて、自分から行動してみたら?」

「・・・・・そうだね。」


あたしは、恋愛に関してはずっと受け身なんだと思う。
でも、今のあたしには高校生の頃のようなパワーなんてあるのかなぁ。



「つくし。私もね、西門さんと結婚する為に結構頑張ったんだから…。」

「そっか……そうだよね!!」

「頑張って!!」


優紀と西門さんだって、
きっと順風満帆では無かったんだろう。
それでも、頑張って2人で幸せを掴んだんだよね。



その後は、優紀の話とか、あたしの仕事の話とかをした。

かなり疎遠になっていたけど、
優紀は変わってなくて
あたしの欲しい言葉をくれたり
気持ちをすくい上げてくれる。




いつも応援ありがとうございます♡

---------------
優紀ちゃんとの再会でした(*^▽^*)

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コメント

コメント(2)
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2019/01/27 11:24 編集返信
くるみぼたん
スリ○○○○○○様
そうなんですよね。
何もなかったら、仲のいい男友達でしたからね。

司くんは地道に頑張ってます!
忙しいはずなのに、頑張ってご飯を食べに
つくしちゃんの部屋に寄ってますからね^ ^

総二郎くんとつくしちゃんはお互い様ですよね(笑)
でも、優紀ちゃんときちんと向き合って結婚したんだから
ハッキリしろよって感じなんでしょうね。

そろそろつくしちゃんにも本領を発揮してもらわないと…ですね(≧∇≦)

くるみぼたん

2019/01/27 23:23 URL 編集返信
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くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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