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はじまりのお話 3




大学でつくしを見るたびに、男と話している。
本人は気づいて無いようだが、
みんなつくしの事を誘ってるんだぜ。


俺も飯や映画に誘うが、
講義だからとか、レポート書かなきゃいけないから
なんて言って断られる。


俺のこと好きって言ったよな??
それなのに、その態度なのか??


遅くまで講義しているつくしを捕まえて、
飯を食いに行くことにした。
明日の講義は昼からだから大丈夫だろ?


「なぁ、つくしは俺のこと好きだって言ったよな。」
「……うん//」

「どこが好きなのか聞いていいか?」
「えっ/////」

一気に顔が真っ赤になって、
しばらく顔を押さえていたが、
意を決して話し始める。

「えっと、初めは一目惚れだったんです…」

講義の時に、隣に座ったことがあったらしく
俺の横顔に一目惚れしたと。

それから、何度も講義で見かけるうちに
真剣に講義を受ける姿だったり、
友達と談笑する時の笑顔だったりに惹かれて、
もっと俺のことを知りたいって思って告白したらしい。

「なんだ、やっぱりそこなんだ。」

つくしは違うんじゃないかって思っていたのに、すげーがっかりした。

「えっ?」
「俺の見た目に寄ってくる女なんて飽き飽きなんだよ。」

冷めた目で言い放つと、
つくしの目が泳ぎ始め涙がいっぱい溜まっていった。


「一目惚れだったらダメなんですか?
だったら、あたしの告白取り消して下さい。
もういいですっ!!」


ガタッと席を立って、店を出て行った。
その後ろ姿を見て、喪失感に襲われた。




ああ、そうか。

俺もつくしのこと好きになってたんだ…

だから、つくしが俺の容姿で好きになったことを許せなかったんだ…。



***


会計を済ませて慌てて店を出ると、
少し先でつくしが柄の悪そうな男達に囲まれている。


「(やめて下さい!)」
「(お姉ちゃん、泣いてるよ。俺たちが慰めてあげるよ。)」


いやらしい目で、舌舐めずりをしている。


「(どけ!!)」
「(はぁ〜、俺たちの方が先だぜ。ヤりたいなら後で分けてやるよ。)」


「「「(はははははっ!!!)」」」


チッ、つくしのことをヤラシイ目で見るんじゃねーよ。


「(失せろっ!)」
「「「はぁ、何言ってんだよ)」」

「(失せろって言ってるだろ!!!)」
「(フザケンナ、このガキッ!)」


男の中の1人が殴りかかってくる。
拳を避け、鳩尾に一撃。


「(うっっ。)」

「(舐めた真似するじゃねーか。)」


蹴りを入れようとしている男の支えている足を払うと、
不意を突かれてドーンと身体を地面に打ち付ける。


それを見た、3人目の男は
ポケットからサバイバルナイフを取り出して、俺たちの方に突進してくる。

ヤベッ、とっさにつくしをかばうと、
SPが、ナイフを持っている手を蹴り上げて、腕をひねって拘束する。


「3人とも警察に突き出しておけ。」




いつも応援ありがとうございます!

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カッコ( )の中は英語で話しています。
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コメント

コメント(2)
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2019/02/28 20:14 編集返信
くるみぼたん
ありがとうございます♡
スリ○○○○○○様
こちらにもありがとうございます♡

司くん、一目惚れって聞いてカッとしちゃいました。
つくしちゃん、ちゃんと説明してたのに…ね。

好きになっていたからこそ、見た目だけで…
と思ってショックだったんでしょう。
そんな目には、沢山あってるでしょうからね。

あきらくんBDのお話…少し大人な感じになってました??
やっぱり、つかつく以外は難しいですσ^_^;

くるみぼたん

2019/02/28 21:19 URL 編集返信
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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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