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Rabbits 6




つくしは検査の結果どこにも異常がないが
目が覚めない。


しばらくして伯母さん夫婦と弟が駆けつけてきた。


「申し訳ありません。俺のせいで…」

深々と頭を下げる。


「道明寺さん、頭をあげて下さい。」

「そうですよ。つくしちゃんは最近とってもいい顔をするようになってたんですよ。道明寺さんのお陰ですよ。」

「両親が亡くなってから、いつも笑顔のつくしちゃんが心から笑うことが無かったからな。」

「それに、道明寺さんがつくしちゃんを庇ってくださったんでしょう?」


総二郎からあらかたの話を聞いていた
つくしの伯母夫婦はそう言って、優しく微笑んでくれた。


伯父さんと弟は、つくしの無事を確認してから家に帰り、
伯母さんと俺がそのままつくしに付き添った。





次の日の朝
ずっと眠ったままのつくしが目覚めた。


あれ、あたし随分寝てた気がするんだけど…


目を開けると司先輩のドアップ。
すごく心配そうな顔であたしを見ている。


その顔はなんか見覚えがある…


「……つかさ??」


無意識に口から名前が出た。


「つくし!!」
「つくしちゃん!」


伯母さんがナースコールを鳴らすと
ドクターや看護師が病室に入ってくる。


部屋の外で待つ俺と伯母さん。


「もしかして道明寺さんって名前を司くんっておっしゃるの?」

「はい。」

「ふふふっ、つくしちゃんの初恋の相手ね。」


楽しそうに笑う伯母さん。


子供の頃のつくしは、
俺と出会ってから伯母さんに会う度に俺の話をしていたらしい。
その様子は、小さいながらに恋する乙女だったとか。



「そっか、運命の再会ね。」



うんうんと伯母さんは嬉しそうに笑っている。


ドクターに呼ばれ、もう大丈夫でしょうと。
もう一度精密検査をして異常が見られなかったら
退院していいと言って病室を出ていった。





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コメント

コメント(2)
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2019/02/16 10:20 編集返信
くるみぼたん
スリ○○○○○○様
つくしちゃんの目が覚めるまでは、司くん離れられないですよね。

そして、目が覚めてから伯母さんから聞いたつくしちゃんの子供の時の話。
つくしちゃんの初恋も司くんだった…って聞いて司くんも嬉しかったですよね♡

目覚めたつくしちゃん…
色々気になるところは次のお話で(≧∀≦)

くるみぼたん

2019/02/17 00:00 URL 編集返信
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くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
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