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Marigold 〜変わらぬ愛 2





披露宴が終わり、友人だけの二次会。



あたしからは話しかけ辛くて、
どうしようかと思ってたら道明寺から話しかけてきてくれた。


「久しぶりだな。」
「ほんとだね。元気にしてた?」

「ああ。牧野は?」
「元気だよ。道明寺は副社長になるんでしょ?すごいね。」

「そういう牧野は若手なのに弁護士事務所のエースだって聞いたぞ。」
「あはは。夢だったしね、頑張ってるよ」


久しぶりに近くで聞いた道明寺のバリトンボイス。

平静を装ってたけど、ドキドキだった。



…だって、あたしはまだ道明寺のことが好きだから。





「まーきの。まだ司のこと気になるの?」
「類!!」

「だって、司のことずっと目で追ってるよ。」
「・・・・・だって、まだ好きだもん。」


付き合い始めの頃は、
10分の1しか好きじゃないなんて言ったけど、
遠距離だった4年間で想いが募っていた。


別れた時も、ホントは縋り付きたかったけど…
道明寺の口から出る言葉には迷いがなく
嫌われたくなかったからそれも出来なかった。


「司、彼女いないってよ。頑張ってみたら?」
「無理だよ…。あたしなんて見向きもされないから。」


はあ〜っとため息をついた。


「だったら、俺と付き合ってよ。」
「えっ??類は友だちだから…。」


類と話してる所に、道明寺が寄ってきた。



「何話してんだ?」

「牧野にフラれたところ。」

「はぁ〜?」

「牧野ね、好きな人がいるんだって。」

「類!!!」


みんながガヤガヤと寄ってきて…


「へぇ〜、鉄パン卒業か?」
「お兄さんは嬉しいぞ。」


お祭りコンビにからかわれ、

「牧野、頑張れよ。」

と道明寺に頭をポンポンとされた。


色んな感情が溢れてきて涙が出そうになったので、
ちょっとトイレ…と席を外した。



泣かないように、トイレで気持ちを落ち着けることにした。




頑張れ、つくし。
笑顔、笑顔。




「つくし、大丈夫?」


あたしの気持ちを知っている優紀が心配して来てくれた。


「ありがと、優紀。あたし笑えてるかな?」
「無理しなくていいんだよ。」


優紀の言葉にふっと我慢の糸が切れた。


「泣いていい?」


優紀に抱きしめてもらって、思いっきり泣かせてもらった。


「優紀、おめでたい日なのにごめんね。」
「謝らないの。」

「ごめん。このままじゃ、みんなの前に戻れないから帰らせてもらうね。」


泣きはらした目で優紀と話してる時に

「優紀、何してんだよ。」

と西門さんが現れた。


「ごめんなさい、総二郎さん。」

「……牧野、おまえ・・・。」

「ごめん。こんな顔だし、今日は帰らせてもらうね。
西門さん、優紀おめでとう。」






あーあ、やっちゃったなぁ〜。

しかも、優紀たちに心配かけちゃったし。
ずっと押し込めてきた気持ちが
道明寺に会って、話をして、
触れられたことで一気に溢れ出してきた。


しかも、頑張れよなんて言われて、
まだ道明寺かあたしを好きでいてくれるんじゃないかという
淡い期待も砕け散った。






いつも応援ありがとうございます!

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0時にお誕生日のあきらくんのお話をUPしています。

そして、18時には、『はじまりのお話』第3話を更新します♡


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コメント

コメント(2)
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2019/02/28 19:35 編集返信
くるみぼたん
ありがとうございます♡
スリ○○○○○○様
まだ、切ないんです…。
でも4話ぐらいから、ちょっと変わっていくかな。

類くんは、つくしちゃんの気持ちを知ってたの行動です。
きっと、司くんの反応を見てみたかったんだと。
でも、付き合って〜もはんぶんは本心からかも(^◇^;)

司くんの気持ち…
なんで別れを告げたのか、などは明日に。。

つくしちゃん、離れていたら少しは大丈夫かもしれませんが、
久しぶりに会って想いが溢れてしまいましたね。

ふふっ、見つけてくださってありがとうございます♡
キリがいいので卒業で…と思っていたのですが、
その後…ちょっと考えてみます(^-^)v

くるみぼたん

2019/02/28 21:11 URL 編集返信
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Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
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