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Marigold 〜変わらぬ愛 3





総二郎の結婚式で3年ぶりに牧野に会った。


3年の間にすっげぇ綺麗になったな。

少し痩せたのか…。
意志の強そうな目はそのままで、俺の好きな牧野のまま。

結婚式でも披露宴でも声をかけることが出来ず、
二次会でようやく話すことが出来た。





俺が4年で帰国して、2人の付き合いを深めていった。
恥ずかしいから皆んなには内緒だと言っていたが、
身体の関係もあった。


支社長になったばかりの俺と司法試験を控えている牧野。
お互い忙しくてスレ違いだったが、
顔をすぐに見に行ける距離にいるだけで俺は十分だった。





だが、司法試験を控えている牧野は、
会う度にいっぱいいっぱいな様子だった。

そんな中でも、俺との時間を作ろうと相当無理をしていて、
いつか倒れてしまうんじゃねーかと心配するほどだった。


俺といる時は、どんなにしんどくても笑顔を絶やさない。

無理だって、しんどいってわがまま言えよ。
俺にもっと甘えろよ。


牧野は絶対に弱音を吐かない。
そんな牧野を解放してやりたくて、俺から別れを切り出した。



牧野もすんなり別れを受け入れ、
何かあったら連絡しろよ…と言ったが、
あいつから連絡してくる事は無かった。





牧野と別れてからは仕事一筋。

特に女が欲しいなんて思うことはなかった。
あいつ以外とは身体を重ねる気も起こらず
溜まってきたら、ジムでぶっ倒れるまで走るか、
牧野を思い出しながら自己処理するか。

パーティなんかで、女が擦り寄ってきても気持ち悪いだけだった。










「あれ、牧野は?」


優紀と一緒に部屋へ戻ってきた総二郎に類がたずねる。


「ああ、用事があるって帰ったぞ。」

「ふーん・・残念。一緒に飲もうと思ってたのに。」

「類、牧野とよく会ってるのか?」

「んーたまにね。呑んで酔うと可愛いんだよね。」

「あいつ酒は弱かっただろ?」

「そうだね。カクテル2杯で、好きなヤツのこと惚気出すからね。」


「彼氏いるのか?」


「いないよ。でも、俺が何度アプローチしても、
好きな人がいるからってフラれちゃうんだよね。」




牧野の好きなヤツ…


「頑張れよ」なんて強がったが、すげー気になる。
いまさら、あいつをフッた俺が嫉妬したりする資格はないよな。







**

「なぁ、牧野って…」
「うん。ずっと道明寺さんのことが好きなんだよね…」

「やっぱりそうか。司もだろ?」
「えっ……?嘘??」

「普通を装ってたけど、バレバレだろ。」
「そっか…。」

「ちょっときっかけ作ってやるか。」
「あんまり遊んじゃダメだからね。」


「わかってるって。」


ずっと自分の事を支えてくれた親友の幸せを願わずにはいられなかった。




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コメント

コメント(2)
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2019/03/01 11:53 編集返信
くるみぼたん
ありがとうございます♡
スリ○○○○○○様

そうだったんです。
つくしちゃんを思いやる気持ちが大きくて、
ちゃんと夢を叶えさせてあげれるように別れを決めました。

つくしちゃんも、司くんの気持ちをわかっていると思ってます。
でも、お互い別れたまま会う機会もなく…。

総二郎くん…頑張ってくれるのかな。。

くるみぼたん

2019/03/01 19:40 URL 編集返信
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Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
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