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Marigold 〜変わらぬ愛 7





道明寺と一夜を過ごしてた夜からしばらく経って、
道明寺の秘書の西田さんより仕事の事でお話がしたいから
会社に来て欲しいと連絡があった。


仕事って何だろう…と思いつつも、
約束をした時間に道明寺HDを訪れる。


受付で、秘書の西田さんとアポがある旨を伝えると、
若干怪訝な顔をされながらもパソコンを確認した後、
取り次いでくれ、ビジターのパスを受け取った。



ま、普通そうだよね。



道明寺の秘書の西田さんに
あたしみたいなのが用事があるって不思議に思うよね。


西田さんがエレベーターから降りてきた。


「牧野様、お忙しいのにお越しいただきありがとうございます。」

「あっ、いえ。でお話と言うのは…」

「その件は会議室で。それでは、案内します。」

「はい、よろしくお願いします。」


西田さんについて行って入った部屋には、
道明寺とお母さん世代の女性。
弁護士バッジが付いてるから弁護士さんだよね。


「牧野さん、はじめまして。
私は道明寺HDの専属弁護士の佐藤です。
突然お呼びたてしてごめんなさいね。」


にこやかに話しかけて下さった。


「はじめまして、打田弁護士事務所の牧野つくしです。」


どうぞと言われて、座らせていただいた。





「早速なんだけどね…」

佐藤弁護士は副社長専任の弁護士をしてたが、
親の介護の為に一線を退いて契約社員になるそうだ。
代わりの弁護士を探してたけど、
社内の弁護士は副社長を怖がってダメだし、
外部の弁護士もあたってみたが適任者はいなかったんだと。

副社長に相談したら、1人だけ心当たりがあると言われ、
あたしに白羽の矢が立ったと。



佐藤弁護士は打田所長と大学の同期なんだって。
うちの所長にも、話は通しているって言っていた。



「私、まだ仕事を始めて2年目なのでそんな大役は出来ません。」

「そんなに堅く考えないで、
先ずは副社長である司くんに意見を言える人が必要なのよ。
その点、あなたは副社長と知り合いみたいだし大丈夫でしょ。」

「……はい。」

「考えてみてもらえるかしら?」

「…わかりました。」

「気持ちが決まったら、こちらに返事をちょうだいね。」



と一枚の名刺を頂いた。

佐藤弁護士は、仕事があるから…と部屋を出て行った。



「私も、失礼させていただきます。」


ぺこりと頭を下げて、帰ろうとすると


「牧野、いい返事待ってるから。」


そう言った道明寺は、あたしがこの3年経済誌などで見てきた経営者としての顔だった。





突然の話に戸惑っている。

事務所に戻ると、所長に呼ばれて所長室にいく。


「道明寺HDで話聞いてきたんでしょう?」

「はい。でも大役過ぎて、私には無理かと…」

「先方はね、まずは出向って形でいいって言ってくれてるわ。
ダメだったら戻ってきていいのよ。」

「でも……」

「ゆっくり考えてみて。
事務所にとってはマイナスだけど、
あなたにとってはきっとプラスになるから。」

「はい、ありがとうございます!」




あたしはどうしたいのかな。



道明寺の仕事をしている姿は興味がある。
一緒に仕事をしてみたいとも思う。



でも、側にいる事に耐えられるのかな…。
フラれたのに未練がましいって思われないかな。





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コメント

コメント(2)
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2019/03/05 10:54 編集返信
くるみぼたん
ありがとうございます♡
スリ○○○○○○様

司くん動き出したかな?
ちょっと煮え切らない司くんですが…
つくしちゃんをそばに置いて少しずつでも
距離を縮めて行きたいところですね(≧∇≦)

つくしちゃん…グルグル考えているのを
解決出来るかな??

くるみぼたん

2019/03/05 20:38 URL 編集返信
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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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