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Marigold 〜変わらぬ愛 8




1人では、あたしの気持ちは堂々巡り。



そんな時に、花沢類からご飯のお誘いがあった。


「まーきの。なんか悩んでる?」
「なんでわかるの?」
「牧野の事ならなんでもわかるよ。」


相変わらずな類。


連れてきてもらったのは、飲茶のお店。

ワゴンで色々な飲茶が運ばれてくる。
目をキラキラさせてたあたしをみて、
「好きなだけ食べて」と笑っている。


ひとしきり食べた所で、もう一度話を振られる。


「で、何に悩んでるの?」
「んー、あのね」


話し始めたところで、マンゴープリンやマーラーカオなんかが運ばれてくる。


「ぷっ、食べていいよ。」
「うん、ありがと。」


美味しく食べ終わったところで、
「場所を変えよっか」と言われて店を出る。

隠れ家っぽい、落ち着いた雰囲気のバー。


「何飲む?」
「んー、アルコール少なめのやつ。」

「何かあったの?」
「なっ、何にもないよ。」
「まあいいや。適当に頼むね。」


カクテルが運ばれてきて、グラスを合わせてから飲む。


「どっちから聞いたらいいのかな?」
「えっ、何が?」

「隠してもなんでもわかるよ。司となんかあったでしょ?」
「えっ……//」

「ぷぷっ、顔真っ赤だよ。」
「・・・・・」


酔ってあたしから誘った…なんて言えないよ。


「まあ、言いたくなかったら言わなくていいよ。
で、もう一つは仕事のこと?」

「うん。引き抜きって言うか、
来て欲しいって言われてる会社があって
どうしようか悩んでるの。」

「その会社って司の所?」

「えっ、なんで知ってるの?」

「んー、なんとなく。司も動き出したってことだね。


少し類が笑ってるように見えるのは気のせい…じゃないよね。


「えっ、なんて?」

「なんでもない。牧野はどうしたいの?」

「副社長の道明寺専任の弁護士らしくって…
あたしでは力不足だと思うんだ。」

「じゃあ、断るんだ。」


類には全てを見透かされている気がする。


「ゔっ……なんか意地悪だよね。」

「だって、力不足って思うんだったら断ればいいでしょ。
それでも悩んでるって引き受けたいと思ってるからでしょ。」

「……うん。仕事をしてる道明寺を近くで見てみたいの。
でも、未練がましいとか思われないかなぁ。」

「大丈夫じゃない。司は仕事には私情持ち込まないでしょ。」

「そうかな。」


類の笑みの中に何か隠されてそうだけど…
言わないって事は知らなくていいって事だよね、
と前向きに捉えることにした。


「類、ありがとう。」
「いーえ。どういたしまして。」


頭の中が整理されて、すっきりしたあたしは
カクテル1杯で酔ってしまった。





いつも応援ありがとうございます!


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コメント

コメント(2)
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2019/03/06 14:28 編集返信
くるみぼたん
ありがとうございます♡
スリ○○○○○○様

つくしちゃん、類くんには敵いませんよね。
なんでもお見通しです(≧∇≦)

側で、司くんの仕事をしてる姿を見るのはいい事ですよね♪
つくしちゃん、どんな判断を下すんでしょうね〜。

類くんの事だから…(*≧∀≦*)

くるみぼたん

2019/03/06 20:48 URL 編集返信
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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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