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Marigold 〜変わらぬ愛 10





打田所長に道明寺で働いてみようと考えている事を話した。


「やっと決めたのね。
いつでも帰って来てもらっても大丈夫だけど…
牧野さん、頑張ってね。」


「はい、ありがとうございます。」




佐藤弁護士にも連絡し、引き受ける事を伝えた。


雇用契約を交わすために、道明寺HDを訪問する。
法務部のオフィス隣の会議室で、
佐藤弁護士と人事部の部長さんに話を聞いていると、
ノックも無しにガチャっと入り口のドアが開いた。


中に入ってきたのは、道明寺で…


「ちょっと、ドア開けっ放し!」


つい口から出てしまった言葉に、
チッ…と言いながらも、ドアを閉めに戻った。


あっ…っと思った時には、
人事部長さんは口をあんぐり開けてて、
佐藤弁護士はクスクス笑っている。


「この調子なら大丈夫そうね。」
「すっ、すみません。」


どかっと椅子に座った道明寺。


「で、契約は終わったのか?」
「はいっ。これが雇用契約書ですっ。」


汗を拭きながら人事部長さんが契約書を道明寺に渡す。


「試用期間がなんでこんなに長いんだ。」

契約書に目を通して人事部長さんに凄んでいる。


「牧野さんの希望でして…」

「まあ、いいわ。これで通しておけ。」

「はいっ!」


部長さんは、契約書を受け取って逃げるように会議室を出て行った。


「目上の人にそんな態度のないんじゃない。」
「うっせーな。」


佐藤弁護士はクスクスと笑っている。


「牧野さんなら心配なさそうね。来月からよろしくね。」
「はい、よろしくお願いします。」


仕事があるからと、会議室を後にした。



「牧野、引き受けてくれてマジで助かった。」


少しホッとしたような道明寺。


「弁護士なら他にいっぱいいるでしょ?」

「どいつもこいつも、俺の顔色ばっかり伺ってよ。
仕事になんねぇんだよ。」

「いつも威嚇してるからでじゃないの?」

「これでも仕事はちゃんとやってんだよ。」

「うん。知ってる。道明寺の功績は経済誌とかで見てるから。」

「ああ…」


そう答えた道明寺は少し嬉しそうな様子だった。


仕事をしてる姿は近寄り辛そうだけど、
自信に溢れててカッコいいんだよね。






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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

大したお話は置いてありませんが、
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