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Marigold 〜変わらぬ愛 16





マンションの入り口で、指紋を登録して部屋に入る。


「相変わらず凄いね。」
「そうか?こんなもんだろ。」

「あたしどの部屋使ったらいい?」

「はぁ?一緒の部屋で寝るに決まってんだろ。
仕事なら、リビングでもダイニングでも、
俺の書斎でもどこでも使っていいぞ。」

「……わかった。そうする。」


午後から引っ越しの手配したからと言って仕事に行ってしまった。

一度あたしのマンションに戻ろうかな…と思っていたら、
玄関のドアがガチャっと開いて人が入ってきた。


「タマさん!!」

「やっぱりあんたかい。最近坊ちゃんの機嫌がいいと思ってたんだよね。」

「ご無沙汰しててすみません。」


道明寺と別れた話と再会してからの話をすると
あんた達は、回りくどい事ばっかりしてるんだねと笑われてしまった。


あんたも仕事をしてるんだから、
頼るところは頼りなよ。
食材も必要なら届けるからと言ってくれた。


あんたが一緒なら坊ちゃんも大丈夫だね。
ちゃんと身体で癒してやんな。
ふぉふぉふぉっと笑いながら帰って行った。





そうだ、あたしのマンションに戻ろうと思っていたんだ。

進に連絡して、マンションに向かうと
既に業者さんが準備を始めていた。

服とかを詰めてもらっていると、進が到着した。


「ねーちゃん、引っ越しするの?」
「うん、まぁ…。」

「どこに引っ越すの?
勤め先が変わったって言ってたけど、その近くなの?」

「えーっと、そうじゃなくて道明寺のマンション。」

「えっ!!!ヨリ戻ったの???」

「……うん。」

「よかったね、ねーちゃん。」


進は道明寺の事を慕ってたから、
自分のことのように喜んでくれた。

あたしの住んでいたマンションは
家具や電化製品などを置いてそのまま進に使ってもらうことにした。


東京郊外の実家から大学に通うのは大変で、
時々あたしのマンションに泊まりに来てたから
その方が便利でしょ。


「ねーちゃん、理沙と一緒に住んでもいい?」

「理沙ちゃんと?いいけど、ちゃんと節度のある生活するんだよ。」

「わかってるってば。」


進と理沙ちゃんは大学に入ってから付き合いだして2年になるのかな。

素直ないい子であたしも大好きなんだ。

進も20歳になるし、信じても大丈夫だね。

家賃はそのままあたしが払うって言ってたんだけど、
理沙ちゃんと住むけど全部は無理だから
半分は払わせて欲しいって言ってるので、そうすることにした。


家具や電化製品などを置いて行ったら、
あたしの荷物なんてそんなに無いんだよね。
処分するものの始末や掃除まで業者さんがしてくれたので助かっちゃった。


そろそろ道明寺のマンションに帰ろうと思ったら、
チャイムが鳴ってモニターを覗くと道明寺が。


「どうしたの〜?」
「仕事が早く終わってな。荷物出したんか?」

「うん。掃除までしてもらって助かっちゃった。」
「家具とかはどうするんだ?」

「進にね、ここを使ってもらおうかと思って。
実家から大学に通ってて大変だからさ。」

「そうか。」

「それにね、理沙ちゃんって進の彼女と一緒に暮らすんだって。」

「弟、彼女出来たんか?
だったら、このベッドじゃ小さいだろ。
手配しといてやるよ。」

「あんたの部屋みたいな大きなベッドはダメだよ。
部屋が小さいんだから…大きくても普通のダブルベッドね。」

「オッケー、任せとけ。」


次の日には、新しいベッドが入っていたらしい。






いつも応援ありがとうございます!


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18:00『はじまりのお話』最終話をUPします♡



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コメント

コメント(2)
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2019/03/14 12:49 編集返信
くるみぼたん
ありがとうございます♡
スリ○○○○○○様

長〜いインターバルがありましたからね…
1秒たりとも無駄にしたくないんです(*^▽^*)

進くん、お年頃でも好青年なのかな…って思います^ ^
きっと、進くんの彼女も幸せでしょうね♡
ベッドは、司くんあまり深く考えずに贈ってると思います。。

甘い同棲生活の始まりですね(〃ω〃)

くるみぼたん

2019/03/14 23:23 URL 編集返信
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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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