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Marigold 〜変わらぬ愛 17






週明けに会社に行くと、なんだかざわざわしている。

そして沢山の人達の目線があたしに向いている…
と思うのは気のせいじゃなさそうだ。


エレベーターに乗って法務部へ行くと、
週刊誌を抱えた江藤さんに捕まった。


「牧野さん、この記事本当なの?」

「えっ…?」


開いた週刊誌には、司の熱愛の記事。


『復活愛か?お相手は専属弁護士』


そんな見出しと共に、店を出たところで撮られたのか
あたしが道明寺に抱きついている写真や
バーでキスしてる写真が掲載されていた。


「この記事の書き方だと、牧野さんのことだよね?」

「えっと・・・」

答えあぐねていたら、あたしの内線がなり、
副社長の執務室に行くことになった。




**


バンッ!!!


「これはどういうことだ!
発売前に止めることが出来なかったのか??」

「申し訳ありません。私も今朝初めて記事を見まして…。」

「記事の出元を調べろ!」

「それが、どうやら社長が絡んでいるようです。」

「はぁ?ババァがか??この記事を出す意図はなんだ??」


イライラとしていたら、携帯が鳴った。


「はい…」
『私です。』

「私って誰だ!」
『あなたは母親の声もわからないのかしら?』

「母親って言われるほどの事をしてないだろ。」
『まあ、それは否定できないわね。』

「あの記事は何で出した!!!」
『煮え切らないあなた達の援護射撃のつもりだったんだけど。』

「もう必要ねーよ。」
『あら、そう。良かったわね。
また逃げられないように婚約発表することね。』

「それって、反対しないってことだよな。』
『そうね。』

「じゃあ、好きにさせてもらう。」



「西田、牧野を呼べ。
午後に会見するからスケジュールの調整を。」


「かしこまりました。」


少し微笑んだようにみえた西田が執務室を出て
しばらくしてから牧野が入ってきた。


「ねぇ、あの記事…」
「流石にもう見たか。ババァの仕業だった。」

「社長が?」
「早く婚約発表しろってさ。」


びっくりして、言葉が出ないようだ。


「いいよな?」

「いいのかな?また付き合い始めたばっかりだよ?」

「じゃあ、結婚しなくていいのかよ。」

「それはヤダ…。」


即答されて、頬が緩む。


「今日の午後会見するな。
お前の名前は伏せておくから。」

「うん、わかった。」

「入籍とか結婚式とか具体的なことはこれからだから。」

「…うん。」


牧野を引き寄せ、ぎゅっと抱きしめた。


「ここ会社だよ。」


そう言いながらも俺に抱きついてくる。





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コメント

コメント(2)
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2019/03/15 14:39 編集返信
くるみぼたん
ありがとうございます♡
スリ○○○○○○様

スクープの出元は楓さんでした^ ^
楓さんから見ても、ジレジレ二人だったんでしょうσ^_^;

楓さんの反対もなく、つくしちゃんも拒否してなかったら
立ち止まってちゃダメですよね(≧∀≦)

次は婚約会見です♪

くるみぼたん

2019/03/15 21:56 URL 編集返信
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訪問ありがとうございます!

プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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