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Marigold 〜変わらぬ愛 21




「司、起きて!!大変だってば。」

「はぁ〜?どうした。」

「ほら、これ見てよ。」


俺たちが眠っている間にきた
LINEのグループメッセージを俺に見せる。


「はぁ…マジか?いま何時だ?」

「9時半。」

「後30分じゃねーかよ。とりあえずシャワーだ。」


今日は休みだから、朝からもう一回…なんて考えてたのに。

クソッ!

大急ぎでシャワーを浴び、
身体を拭いてクローゼットに行き服を選ぶ。

俺が服を着替え終わった頃に、
身体にタオルを巻いたつくしが慌ててクローゼットに入ってくる。

「あー間に合わないよ。」

「取り敢えず、俺が対応するから
服を先に着てゆっくり準備しろよ。」

「うっ、うん。でも、シーツだけ手伝って!」

昨晩の情事の跡を残すシーツを剥がし、
新しいものに取り替える。

つくしは、洗濯機にシーツを放り込んで
スイッチを入れて洗濯機を回す。



ピンポーン♪

モニターを覗くと、あいつらの顔。
全員集合してるじゃねーかよ。

「はい。」

「司ぁ〜、お祝いに来たよ〜!!」

「うるせぇ!」

このまま帰したい所だが、
そんな事をするとつくしに怒られる。

はぁ〜っとため息をついてエントランスのロックを外す。




ピンポーン♪

2度目にインターホンが鳴った時に、
ようやくつくしが髪を乾かして出てきた。

「おまえ、化粧は?」

「した方がいい?」

「今でも可愛いけど、さっとして来いよ。」

「ん、わかった。」


パタパタと寝室に戻って行ったのを確認して、
通話ボタンを押した。


「俺たちってわかってんだから、玄関開けろよ。」

「朝から何の用事だ?」

「お祝いだよ〜、お祝い!!」


これ以上時間稼ぎをしても同じか。
玄関の扉を解除する。


「早く開けろよな。」

「つくし〜、おめでとう!」

「ふあぁ〜、眠い。」


それぞれ好きな事を言いながら、入ってくる。


「あれ、牧野は?」

「もう出てくるんじゃね。」


5分ほどしてつくしがベッドルームから出てきた。


「わあ、朝なのに類までいる!」

「それちょっと失礼じゃない?」

「ごめん、ごめん。みんなどうしたの?」

「つくしー、おめでとう!みんなで婚約祝いに来んだよ。」

「そっか、わざわざありがとうね。コーヒー入れてくるね。」


パタパタと小走りでキッチンに向かう。
しばらくして、コーヒーとハーブティを淹れて戻って来た。


「牧野いつからここに住んでるの?」

「えーっと、この前の飲み会の次の日?」

「ふーん。」

「しかし、おまえら長い間、まどろっこしい事してたよなぁ〜。」


「「だよな。」」


「つくし、良かったね。」

「ありがと、優紀。」


しばらくして、みんなの邸から料理が届き、
ワインも飲んで宴会みたいになってきた。


つくしは…すでにほろ酔いで、
三条たちの質問に素直に答えている。


「つくし、こっちに来い!」


ぴくっと俺の声に反応して
、俺の方に歩いてきて、そのままぎゅっと抱きついた。


「何話してたんだ?」

「ん?司のこと。」

「俺のことはつくしだけが知ってたらいいんだから、もう話すなよ。」

「ん♡わかった。」


酔ったつくしは素直で可愛いんだが、
昨日のつくしは最高だったな…。


「そこ、イチャイチャしてんなよ。」

「俺んちで何をしようが勝手だろ。
いつまでここに居るつもりだ、そろそろ帰れよ!」


口々に文句を言いながらも、
意外とあっさりとみんなは引き上げていった。


俺に甘えてくるつくしと今日も…なんて思ってたら、
俺に抱きついたまますぅーっと眠りについてしまった。


昨日も一晩中だったからな。。


ベットに連れて行き、つくしを抱きしめながら俺も眠りについた。



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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

大したお話は置いてありませんが、
ブログ内のお話等の無断転載、無断掲載は固くお断りしています。

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