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Two-faced 3




・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

※※注意※※

このお話は、かなり暗めの展開になります。
一部、不快に思われる表現も含まれます。
大丈夫だと思われる方のみ先にお進み下さい。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆




目が覚めたら、裸のあたしにはシーツがかけられていて、
ベッドの周りには散らばった制服。


昨日の夜の事が現実だった事を思い知らされる。


「……シャワー浴びたい。」


シーツを身体に纏い、
立ち上がろうとするも力が入らずに中々立ち上がれない。

何とか身体に力を入れ、
ヨタヨタと部屋を歩いていると、違和感が半端ない。


まだあたしの中に、入ってるみたい…。


なんとか部屋の隅まできてドアを開けると、
そこにいたのは道明寺さんで…


「どうした?」

「あのっ、シャワー浴びたいんですけど。。」

「ああ、左のドアだ。」

「ありがとうございます。」

パタンとドアを閉めて、左側のドアを開けると、
うちのアパートの大きさぐらいあるバスルーム。


シャワーを浴びて、浴槽に浸かる。



ふんわりとカモミールやレモンバームの香りがする。
なんか落ち着く香り。



あたしの身体に散りばめられた赤い印…キスマークなんだよね。


こんな形で奪われることになったあたしの初めて。


どこかに売り飛ばされるより、
夜に体を使った仕事をするよりマシ……。
何とか自分を奮い立たせ、
負けるもんか・・と言い聞かせる。


バスルームを出ると、新品の制服と下着が置いてあって、
身体を拭いて制服を着る。


道明寺さんのいる部屋のドアを開けると、コーヒーのいい香り。


テーブルには、美味しそうな朝食が準備してある。


「道明寺さん、制服ありがとうございます。」

「ああ、俺の嫁にきったねぇ服着せるわけにいかないだろ。
メシ早く食え。早くしないと置いていくぞ。」

「はいっ。」


こんな時でも、お腹が空いて
ご飯を食べられてしまう自分に笑っちゃう。

美味しい食事はあたしの気持ちを少しだけ温かくしてくれた。



学校のカバンも新しくなっていて、
中身はあたしが使っていた教科書や筆記具。

道明寺さんのリムジンに一緒に乗せられて、英徳に向かう。




校門の手前で降りたいと言うあたしの言葉はスルーされ、
F4専用の車寄せにリムジンを停め一緒に降りることに。


道明寺さんの登場に、周りはキャーキャー騒いでいたが、
あたしがリムジンから出てきたのを見て、騒めきだした。


「何であの子が道明寺さんといるの〜?」

「あの子庶民でしょ。」

「どうやって道明寺さんに取り入ったのかしら…。」


なんて声が聞こえてくる。


そんな声を聞いているのかわからないけど、
あたしの肩に手を回し、グッと引き寄せられる。


「よぉ、司。珍しいな。女連れか〜?」

「ああ。俺の嫁だ。」

「はぁ〜?嫁ってどういうことだ。」

「ちょっと…な。」


あたしにキスをして、そのまま校舎の中に入っていく。


あたしの教室の前まで連れて行かれ、
「昼休みにサロンに来い」と耳元で囁かれ頬にキスをして去っていった。



昨日まで仲良くしててくれてたクラスメイトも
遠巻きにあたしを見ている。


出欠を取りに来た担任の先生が
あたしの事を『道明寺つくしさん」と呼び、クラス中が騒めいていた。







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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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ブログ内のお話等の無断転載、無断掲載は固くお断りしています。

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