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遠距離恋愛 1





私は高校卒業後、親の決められた相手と婚約し、
高校の時に付き合っていた彼がいたのに無理やり引き離されて
婚約相手の住んでいるロスに越してきた。


私の婚約者は、2つ年上の西園寺 悠人さん。

とっても優しい人で、
『急がずにゆっくりと僕のことを好きになってくれたら嬉しいです』
って言って、ずっと私の側にいてくれた。


大学に通いながら、少しずつ悠人さんの事が好きになっていった。



ロスには悠人さんしか頼れる人がいなくて、孤独だった。

みんな私の事を、道明寺の娘か
西園寺家の婚約者としてしか見てなかったから…。




私の名前は西園寺 椿。




大学を卒業した22歳の時に悠人さんと結婚して、
今は西園寺HDの専務をしている。


私と親友の出会いは4年ほど前、
大学の中庭のベンチで座ってた私に声をかけて来たのか彼女だった。


「(気分悪いですか?)」

「(えっ!?)」

「(すごく辛そうな顔をしてるから…。)」


心配そうに覗き込んできたのは、高校生かな…幼い女の子。


「日本人?」

「あっ、うん。あたしはつくし。
交換留学で、ここの高校に来てるの。」

「私は椿。ここの大学に通ってるの。」

「そっかー、椿ちゃん凄いね!」


ホームシックになってたのかな。


私のことを知らないつくしちゃんとの出会いは、
ロスでの生活を大きく変えてくれた。




「椿は、最近明るくなったね。いいことあった?」

「うん。私より年下なんだけど、友達が出来たんだ。」

「そっか、よかったね。また連れておいでよ。」


週末に合わせて、つくしちゃんを家に招待した。


「わぁ〜、テレビに出てきそうなステキなおうち!」


少しびっくりしていたけど、
私や悠人さんの苗字を聞いても態度が変わることはなかった。


美味しそうにご飯を食べたり、
話しながらコロコロ変わる表情が可愛くって2人で引き込まれてた。


その日は、無理やり引き留めて泊まっていってもらった。


2人で一緒のベッドに転がりながら、


「ねぇ、つくしちゃん。私のBest friend…親友になってくれる?」

「いいよ!あたし椿ちゃん大好きだから。」

「親友になったから、つくしって呼ぶね。私の事は椿って呼んで。」

「ん。椿、これからもよろしくね。」



私は、ロスで初めて心を許せる友人が出来て嬉しくて、
子供のように、2人で抱き合って眠った。







いつも応援ありがとうございます!

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新連載 part2です。

椿さんの視点から始まりましたが、『つかつく』です♡

※(かっこ)の中は英語で話しています。
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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

大したお話は置いてありませんが、
ブログ内のお話等の無断転載、無断掲載は固くお断りしています。