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Two-faced 4


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

※※注意※※

このお話は、かなり暗めの展開になります。
一部、不快に思われる表現も含まれます。
大丈夫だと思われる方のみ先にお進み下さい。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆



結局、誰にもあたしに話しかけて来ないまま昼休みになった。


「1人になりたい…」


いつもの非常階段に向かおうとしたら、
昨日渡されたスマホが鳴った。


「逃げんなよ。サロンに来いよ。」


道明寺さんがそう言って、電話が切られた。

しぶしぶカフェテリアにあるサロンに続く階段を登るとそこには、…えっと西門さんと、美作さんがいた。


「君、なんで来てんの?」

「道明寺さんに来るように言われて…」

「どうやって司に取り入ったの?その貧相な体で誘惑したの?」

「こう見えてテクが凄いんじゃね?俺たちも満足させてよ。」

西門さんが寄ってきて、
あたしの制服のリボンに手をかけようとした瞬間…


「総二郎、離れろ。」

「チェッ、今からがいいところだったのに。
司も昨日は散々楽しんだんだろ?」

「はあ?」

「首元キスマークだらけじゃん。」


2人はニヤニヤしてあたしを見てくる。


「俺が買ったんだから、手を出すなよ。」

「はあ?買ったってマジか、司。」

「ああ。」


サロンに来いって言われたけど、
あたしは道明寺さんの隣で注文してくれたランチを食べているだけ。


食べ終わる頃に
サロンの階段をふわぁ〜っと欠伸をしながら登ってきた花沢さん。


「あれ?司の女?」

「ああ。」

「なんだ、牧野じゃん。」


王子様スマイルであたしの顔を覗き込んできた。


「知ってんのか?」

「非常階段友達だよねー、牧野?」

「えっ…」

「類、こいつはもう牧野じゃねーよ。道明寺つくしだ。」

「ふーん。そうなんだ。。
飽きたら俺にちょうだい。
司はおもちゃでもなんでも長続きしないじゃん。」

「ふざけんなっ。」


いい人だと思ってたのに、花沢さんも道明寺さんと一緒なんだ…。
なんかやるせなくなって下を向き、気持ちを押し殺した。




道明寺さんの電話が鳴って…


「ああ、わかった。
そっちは手配したのか?
・・・それでいい。
今から行くから車回せ。」


何の事を話してたかわからないけど、電話を切ってニヤリとして


「帰るぞっ。」


と立ち上がった。


「えっ、でもカバンが教室に…。」


チッと舌打ちをして、


「取って車寄せまで来い。急げよ。」


と言い放った。




パタパタと階段を駆け下りて行く姿を見て、立ち上がった俺に

「司、もう一度聞く。マジなのか?」


くだらねーことを聞いてくる。


「ああ、マジだぜ。なんか文句あっか?」

「いや、好きにしろよ。」


はぁ〜っとため息をつくあいつらを置いて車寄せまで歩いていく。

車寄せには、リムジンが到着していて、
その前には肩で大きく息をしている俺の嫁。



リムジンに乗り込む前に、運転手に頼んでいたものを渡される。

乗り込み、ペンと一緒に証人欄にサインをもらった婚姻届をあいつに差し出す。


「出しに行くぞ。早く書け。」


証人欄に自分の親の名前が書かれているのを見て、
びっくりしたように目を見開いている。

現実を受け止めたのか、
ふう〜っと息を吐いてから一気に名前を書き、判を押した。


俺も名前を書き、そのまま区役所に行って婚姻届を提出した。







いつも応援ありがとうございます!


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コメント

コメント(4)
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2019/03/26 07:14 編集返信
くるみぼたん
スリ○○○○○○様
司くん、秘密にするつもりは全く無かったですね。

総二郎くんやあきらくんは突然司くんの隣にいる事になったつくしちゃんへの牽制かな…。
そして類くんは…どうなんでしょう。。

司くん、優しく感じます??
そうなのか、そうじゃないのか…(≧∀≦)

くるみぼたん

2019/03/26 08:17 URL 編集返信
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2019/03/26 10:19 編集返信
くるみぼたん
まり○○様
こちらにもコメントありがとうございます!

ふふっ、そう言われてみたらそうですね。
つくしちゃんにとっては、出会った次の日には婚姻届を
出しちゃいましたね(>_<)

今はつくしちゃん可哀想なんですが…
幸せになれるように、応援してあげて下さい。

くるみぼたん

2019/03/26 23:11 URL 編集返信
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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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