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Two-faced 5



・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

※※ 注意 ※※

このお話は、かなり暗めの展開になります。
一部、不快に思われる表現も含まれます。
大丈夫だと思われる方のみ先にお進み下さい。


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆




「あのっ、道明寺さん…」

「おまえも道明寺だ。司って呼べ。」

「・・・司・・さん、私はどうすれば…。」

「はぁ?俺の嫁らしくしてればいいんだよ。」
「・・・・・」

「そう言えば、ババァがレッスン受けろって言ってたな。」
「レッスン?」

「教養やマナーなんかのレッスンだ。
俺の嫁として恥ずかしくないように…だとよ。」
「わかりました。」


パパが借金を作ってしまうような普通…普通以下の家庭で、
なんの取り柄もないあたし。
司さんや司さんのご両親は、
あたしをなんで受け入れてくれるのかがわからない。





家にも学校にもあたしの味方をしてくれる人は誰一人いない。

司さんは、花沢さんが言ったように、
あたしの事をおもちゃとしてしか見てないんだと思う。

気まぐれに身体を求められ、
拒否する事はあたしには出来ない。

回を重ねるにつれて、あたしの心とは裏腹に、
身体は司さんを求めるようになってきた。

司さんがあたしに与える快楽から抜け出せないようになっていく…。




**

ある日司さんが、女に会ってくる…とNYに行ってしまった。

いつ帰ってくるのかも分からず、
飽きられてあたしが捨てられる日も近いんだろうと思っていた。


前の晩から、始まった月のもの。

今回は生理痛がかなり酷くて、
朝起きることが出来なかった。

レッスンをお休みする旨を伝え、
ベッドサイドにミネラルウォーターを置き、
トイレに行く以外はベッドで丸まって眠っていた。



パチンと寝室の電気が点いて、起き上がると司さんの姿。


「ここにいたのか。逃げたかと思ったぜ。」

「すみません。寝てました。」

「寝てたんなら体力余ってるよな。3日ぶりの旦那を癒せよ。」

「すみません。今生理中で……。」

「チッ、使えねーな。メープル泊まってくるわ。」


そう言って、そのまま出て行ってしまった。

呆然と司さんの後ろ姿を見送り、
再びベッドで小さく丸まっていた。



ピンポーンとチャイムが鳴り
インターホンの向こうには、
お邸のメイド頭のタマさんと白衣を着ている女性。


「つくし、医者を連れてきたよ。入れておくれ。」
「……はい。」


生理痛なだけなのに、
タマさんが心配してお医者さんを手配してくれたみたい。

遠野先生は優しそうな女医さんで、
あたしの生理の状態などを聞き、薬を処方して下さった。


「それからね…司さまから避妊のためにピルを処方するように言われてるんだけど、あなたはどうしたい?」

「ピルってよく分からなくて…。先生はどう思われますか?」

「そうね、あなたの場合、
生理も不順みたいだし生理痛も重いみたいだから、
避妊のためだけでなくて飲んだ方がいいかな。
ピルのマイナートラブルもあったりするから定期的にチェックするわね。」

「はい。わかりました。よろしくお願いします。」


タマさんと女医さんは帰っていった。

タマさんが持ってきてくれたスープを飲んで、
薬を飲みシャワーを浴びてベッドに入った。


一日中寝てたのに、痛みが取れぐっすりと眠ることが出来た。







いつも応援ありがとうございます!

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お話の中にピルが出てきますが、色々と調べてお話の中に取り入れました。
もし誤った記載があれば教えてくださいね。


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コメント

コメント(2)
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2019/03/27 06:17 編集返信
くるみぼたん
スリ○○○○○○様
つくしちゃん、先の見えない闇の中にいる感じですからね…
色々と考えてしまいます(>_<)
類くんが言った言葉もつくしちゃんを苦しめてる一因だったりします、

NYの女…コメントを見てドキッとしました(≧∀≦)
さぁ、どうなんでしょうね。

流石、スリ○○○○○○様ですΣ(・□・;)
頑張って散りばめている要素を確実に拾ってくれてるんですよね。
後半に上手く回収していければいいのですけど。

ドキドキする反面、気づいてもらえてちょっと嬉しかったりします^ ^


くるみぼたん

2019/03/27 10:36 URL 編集返信
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Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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