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遠距離恋愛 11





朝起きてご飯を食べて、そろそろ別れの時間。

司からの甘いキスを受けていると、首元にヒヤッとした感触。
昨日、ジュエリーショップで見ていたお花のネックレスだ…。


「俺たちの、付き合い始めた記念だからつけてて。」

「ありがと。」

「これはあたしから…。」


司の首にマフラーを巻く。


「サンキュ。」

「ねぇ、代わりにこれ貰ってもいい?」


1日目に司があたしの首に巻いてくれたマフラーを指差すと、
あたしの首にグルグルと巻いてくれた。


「はぁ〜、仕事に行きたくねー。」


そう言ってあたしにべったりとくっついている司を
なんとか仕事に送り出して、あたしも荷物をまとめて帰る準備をした。


JFK空港から飛行機に乗って、ロスに帰ってきた。

家に帰りついて、司に「家に着いたよ」とLINEを送った。

『もうつくしに会いてぇ。』
「あたしも。」

『早くクリスマス来ねえかな』
「…だね。仕事頑張って♡」

『ああ、サンキュ。』


こんなに早く司とカレカノになれるとは思ってなかった。


そしてエッチも……//

思い出しただけでも赤面しちゃう。。




**


休暇明け、椿さんに報告しようすると、
逆に質問されてしまった。

「つくし、ホントに司でいいの?」

「はい。実は私も一目惚れだったので…。」

「じゃあ、本当の妹になる日も近いのかしら。」

「えっ?まだ、付き合い始めたばっかりですし…」

「だって、司のこんな顔みたことないもの。」


椿さんは机に発売前の週刊誌のゲラ刷りを広げた。
空港の写真、レストランにエスコートされて入る姿、
セントラルパークで手を繋いで歩いている姿、
そしてキスをしている姿などが載っていた。


「嘘っ、どうしよう…。」

「道明寺サイドで差し止めてあるから出版はされないわ。
心配しないで。」


よかった…と肩を撫で下ろした。


司のこんな優しい顔や楽しそうな姿を見るのは初めてだって椿さんが言っていた。


「司はね…」


司が生まれてすぐにお義母さんが仕事を始めたから、
親子の時間なんてほとんどなかったって言ってた。

中学に入った頃から荒れ始めて、
椿さんが婚約してロスに渡って日本に1人になってからは
暴力沙汰なんてしょっちゅうで、手がつけられなかったんだって。

司は寂しかったのよね…。

大学からはNYに来て仕事も始めたから、
無茶をすることはなくなったけど、
いつも冷めていて、心から笑うことなんてなかったって言ってた。




あたしの知ってる司はとっても優しいし、
あたしの話も笑いながらも聞いてくれる。

昔は色々あったのかもしれないけど、
あたしの知っている司がいつもになるといいな。






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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

大したお話は置いてありませんが、
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