FC2ブログ

beautiful future 23






ロスで行われる、支社長のお義兄さんの
社長就任のお祝いするパーティーのパートナーを頼まれた。

美来もいるし断ろうと思ってたんだけど…
楓さんから美来も連れて来てもいいと言われ、
タマさんまで同行することが決まって、
断れない雰囲気になってしまった。



空港でプライベートジェットに乗り、ロスを目指した。

空港に着き、タラップを降りていると美来は楓さんを見つけ、
タラップを駆け下りていった。


「美来っ、気をつけて〜!!」

「はぁーい。だいしょうぶ〜。」


美来はあっという間にタラップを降りていって、
楓さんとハグをしている。


そんな美来に気を取られ、
踏み出したあたしの足は空を切り、
思いっきり足を踏み外してしまった。


「キャァ〜!!」


「牧野っ!!」


支社長の香りに包まれ
何度か身体に衝撃を受け
そのまま意識を飛ばしてしまった。




**

タラップで、牧野が足を踏み外した。

とっさに俺の腕の中に引き寄せたが、
そのまま一緒にタラップを落ちていった。


「痛ってえ〜。」


受け身を取ったからあちこち打ってはいるが、
大したことはない。


「牧野…。」


腕の中にいる牧野を眺めていると
パタパタっと足音が聞こえてくる。


「ママ〜!!」


泣きそうになりながら美来が駆け寄ってきた。


「大丈夫だ。どこも打ってないから。
びっくりしただけだろうから、少ししたら起きるぞ。」

「つかさくん、ほんとぅ?」

「ああ。心配ない。」

「つかさくん、ママをたすけてくれてありがとう。」


美来の頭をクシュクシュッと撫でてやる。






「う・・・。」

「ママ、ママ〜!!!」

「み・・く・・・。」

ぼーっと目を開けた牧野は、
俺に抱き抱えられているのを見て、
びっくりした顔をしている。


「あたし…。」

「階段を踏み外して落ちたんだよ。」

「つかさくんがたすけてくれたんだよ。」

「道明寺が…??あっ、支社長、すみません!!」


少しパニクったような牧野。


「二人とも怪我はないようね。
車を回したからホテルまで行くわよ。
医者を手配しておくから診てもらいなさい。」


いつの間にか、リムジンが横に付けられてて
車に乗ってロスで滞在するメープルに行く。


車の中は、俺と牧野、美来そしてババァ。

美来は楽しそうにババァと話していて、
牧野は何かを考えている様子。


俺の直感が正しかったら、
記憶が戻ったんじゃねーかと思うんだけど。




メープルに到着して、リムジンを降りようとすると、


「あのっ、楓さん。お話があるんですが…。」


牧野がババァに話しかける。


「わかったわ。後で部屋にいらっしゃい。」


少しババァが笑った気がした。


俺の記憶が戻ってからは散々牧野にアプローチしていて
あと一歩…ってところだったけど
記憶の戻った牧野は俺を受け入れてくれるんだろうか…。



考え込んでいると
部屋のドアがノックされ、
ババァの秘書がババァが部屋に来いと言っていると伝えてきた。








いつも応援ありがとうございます!

関連記事

コメント

コメント(0)
コメント投稿
非公開コメント

訪問ありがとうございます!

プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

大したお話は置いてありませんが、
ブログ内のお話等の無断転載、無断掲載は固くお断りしています。

カテゴリ