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beautiful future 24





美来をタマさんに預けて楓さんの部屋を訪ねる。


「おかけになって。」


楓さんの向かいのソファに座り、
ふうっ〜と大きく息を吐いてから話し始める。



「記憶が戻りました。」

「そう。」

「あのっ、美来は…。」

「あなたと司の子よね?」

「……はい。」


楓さんは、ずっと前から気づいてたんだよね。


「つくしさんはどうなさるの?」

「えっと…。」

「美来ちゃんのお婆さんになれる日が来るのかしら?」


楓さんは笑ってる。


「いいんですか?」

「ダメだったら、今まで支援なんてしてないわよ。」

「楓さん…。」

「よく頑張ったわね。」


なんとか耐えてきた涙腺が崩壊して涙が溢れてきた。



その時、ガチャっとドアが開いて道明寺が入ってきた。


「牧野に何やってんだよ!!」


楓さんに掴みかかりそうな道明寺。


「道明寺!!!違うから…。」

「ふふっ、あなたも随分前に記憶が戻ってたようね。」

「ああ。おまえも戻ったんだろ?牧野?」

「あっ、うん…。」

「美来は?」

「タマさんが見てくれてる。」

「じゃなくて、美来は俺との子だよな??」

「……うん。」

「ありがとうな。」


道明寺の思わぬ言葉にビックリして
涙でいっぱいの顔を上げたら、
優しい顔をしてあたしを見ている。




「今晩、美来ちゃんを預かるから2人できちんと話をしなさい。」


楓さんの言葉を聞いて、


「牧野、行くぞ!」


とあたしの手を引いて部屋を出ようとする。


「まっ、待って…。」

「なんだよ??」

「楓さん、今まで沢山支援してくださってありがとうございます。これからもよろしくお願いします。」


感謝をそれ以上言葉に表せなくて、頭を下げた。


「私の娘になるんだから当たり前でしょ?」


そう言われて、一度引っ込んだあたしの涙がまだ溢れてきた。


「ほら、もう行くぞ。」


半ば強引に道明寺に部屋から連れ出された。


そのまま引き摺られるように連れていかれたのは、
あたし達の隣の部屋で…


部屋の中に入るなり噛み付くようにキスをされて、
そのまま道明寺の熱情に溶かされていく。


どれぐらいキスをしていたんだろう…


道明寺の唇が離れた時には、
部屋を入ってすぐのカーペットの上で2人で座り込んでいた。


「このまま抱きたいけど、話しようぜ。」

「なっ!!!」

「ずっとキスだけで我慢してたんだから、
一晩中可愛がってやるからな。」

「もうっ!!!」

「ほら、ソファに行くぞ。」


立ち上がった道明寺に手を引かれ、
立ち上がろうとすると力が入らなくて立ち上がれない。


「クッ、キスだけで腰砕けかよ。」


笑いながらもあたしを抱き上げてソファまで連れて行ってくてた。

あたしをソファにおろし、そのまま冷蔵庫からミネラルウオーターを持ってきてくれた。





「牧野、ごめんな。」





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コメント

コメント(2)
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2019/05/11 11:03 編集返信
くるみぼたん
スリ○○○○○様
ようやくつくしちゃんも記憶が戻りました(*^▽^*)

それを知ったから、司くんは手加減しないですよね^ ^

薄々、自分の子では…と思っていても事実を知るまでは
不安だったのかな、なんて思います。
でも、自分の子供だと分かったら美来ちゃんのこと溺愛しますよね♡
美来ちゃんはちゃんと受け入れてくれるのかな。。

くるみぼたん

2019/05/13 08:26 URL 編集返信
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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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