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beautiful future 25





「牧野、ごめんな。」

突然道明寺に謝られて、びっくりして顔をあげた。


「道明寺は悪くないよ。」

「いや、おまえに酷いこと散々言っただろ。
それに美来のことも…。」

「あたしも記憶を無くしてたからおあいこだよ。」


はぁ〜っと道明寺は息を吐き出した。


「牧野はなんで記憶を無くしたのか覚えてるのか?」

「ん〜。あっ、あの日からだ。」

「いつだよ。」

「………道明寺がNYに旅立った日。」

「マジかよ……。」


そのまま道明寺は言葉を失ってしまった。
罪悪感を感じてるんだろうか。。

隣に座っている道明寺にそっと抱きついた。


「でもね…道明寺はあたしに美来を授けてくれてたの。
あの子がいたから色んなこと頑張って来れたんだよ。」

「・・・・・」

「楓さんにあんな風に再会できたのも、美来のお陰だと思ってる。
意地っ張りなあたしが素直に支援受けてたんだもん。」

「……ああ。」


道明寺の顔が見えるように身体を動かす。

「ねぇ、道明寺はいつ記憶が戻ったの?」

「前にパーティーがあった夜。
美来と一緒にベッドで寝てたら思い出した。」

「そっか…だから突然猛アプローチが始まったんだ。」

「だってよぉ〜。」


あんなに自信満々にアプローチしてたのに…。



ああ、やっぱりあたしは道明寺を幸せにしてあげたいな。



「ねぇ、司。あたしと美来と一緒に幸せになろう。」

「おまっ、いまっ…」


「道明寺司さん、あたしと結婚してください。」


びっくりしたような目であたしを見ている。


「それ、ずるいだろ…。」

「司、返事は?YESしか聞かないけど。」


悪戯っぽく顔を覗き込むと、ニヤリと笑いった。


「もちろんYESだ。結婚しようぜ、つくし。」


あっ、いつもの道明寺に戻った。

あたしが仕掛けたとはいえ、名前を呼ばれてドギマギしてしまった。



お互い吸い寄せられるように唇を合わせ、
部屋にリップ音が響いている。


「んっ・・・はぁっ・・」

「つくし、抱かせて。」


すっごく真剣な表情で見つめてくる。

道明寺と身体を合わせるのは2回目だけど、
キスをしてたら欲しいって思っちゃった。

コクンと頷くと抱き抱えられてベッドルームに連れていかれる。


そこからは、お互いが求めあって何度も真っ白な世界と現実を行ったり来たりした。






ん…気持ちいい。


髪を撫でられていて、大きな手があったかい。



目を開けると優しい表情をしている道明寺がいて…。


「どうみょうじ…」
「司だろ?」

「つかさ…」
「どうした。」

「現実かな?」
「俺も夢だったらどうしようかと思った。」


チュッっとキスをされた。


「あっ、美来…。」

「ババァが見てんだろ、心配いらねーよ。」
「……ん。」

「日本帰ったら婚姻届出して、俺の部屋に引っ越しな。」
「わかった。」

「えらく素直だな。」
「だって、もう後悔したくないもん。」

「後悔?」
「うん。もっと早く司に好きって言ってたら
司は刺されて記憶を失わなかったのかな
…ってあの頃思ってたからさ。」


「…そうか。」

「ねぇ、美来になんて話そうか。」
「そのまま話せばいいんじゃねーの。」

「パパ欲しいってずっと言ってたから喜ぶね。」

「兄弟も増やしてやらないとな。」
「えっ!」






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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

大したお話は置いてありませんが、
ブログ内のお話等の無断転載、無断掲載は固くお断りしています。

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