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beautiful future 31





「マジで天使だな。」

「ふふっ、溺愛しすぎでしょ。」


1人で寝ると言って、
自分の部屋に入っていった美来が寝静まった頃を見計らって、
ベッドサイドに行き眺めている。


「つくし、ありがとうな。」

「もういいってば〜。」


あたしの記憶が戻ってから
何度も聞く司からのありがとう。

普段聞かないからこっちが照れるんだけど…。


「美来も寝たことだしさ、俺たちも初夜を楽しもうぜ。」

「…………はい。」


チュッとキスされて、あっという間に抱き上げられる。


「キャッ!」

「シッ!美来が起きるぞ。」


少し悪戯っぽく艶っぽい目で見られて、ドキドキする。

そっと寝室のベッドに降ろされ、
バスローブを脱いでいる司を眺めていると、ふと思い出す。


「ねぇ、美来と何話してたの?」

「あぁ?」

「何かお願いされてなかった?」

「そのことか…。」

ニヤリと笑って、あたしに覆い被さってくる。
チュッとキスをしてから、あたしの耳元に顔を寄せた。


「妹か弟が欲しいんだってよ。」

「えっ!?」

「ババァかタマにでも吹き込まれたんじゃねーの。」

「嘘っ!!」

「避妊もしてねぇから、もう出来てるかもな。」



そうだった……。


司とは、避妊をせずにエッチをしている。
もう籍も入れたし、いつ子供が出来てもいいんだもんね。


「そろそろいいか?」


返事をする前に、司に唇を塞がれて何も考えられなくなっていく。


1回目はゆっくりと愛撫され、2人で徐々に昇りつめていく。
2回目、3回目と司の熱情は留まることなくあたしにぶつけてくる。


いつのまにか意識を飛ばして眠っていたらしく、
司が髪を撫でていた。


「つかさ?寝ないの?明日仕事だよ。」

「ああ、今日は眠れそうに無いな。」

「なんで?」


フッと笑ってそっと抱きしめてくれた。


「おまえがいて、美来がいて…幸せだなって思ってよ。」

「彼女とかいなかったの?」

「いないな。俺も男だから、女遊びをしようかと思ったんだけど、おまえ以外の女が側に寄ってくるだけで気持ち悪くてよ、出来なかったんだ。」

「そっか。」


無意識にニマニマしてたかもしれない。


「俺はつくしだけだから責任取れよな。」

「…ん。」


返事をすると同時に、司が覆い被さってきた。


「あっ……んんっ、ねぇっ…あたしも仕事なんだからね。」

「わかってるって。」











「仕事なのに、なんでこんな所に…。」


首元のキスマークを隠すため、スカーフを巻いていた。


「俺の印なんだから隠さなくていいんじゃねーの。」

「バカ、今日は商談に同行するんだってば。」


なんとか隠して、支度を終えた。


「ママ〜、じゅんびできたよ。」

「今行く〜!忘れ物ない??」

「うん、だいじょうぶっ!」

3人揃ってマンションを出て、
美来を学校に送ってから仕事に行く。


美来はすぐには無理だけど、
キリのいいタイミングで英徳に転入することになった。

そしてあたしは、前と変わらず司の秘書をしている。
第2秘書だった萩原さんが独立して常務の第1秘書になってから、あたしは時々司の商談などに同行するようになった。



いつも応援ありがとうございます!

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明日でラストです。



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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

大したお話は置いてありませんが、
ブログ内のお話等の無断転載、無断掲載は固くお断りしています。

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