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待っててね。






道明寺が約束の4年で日本に帰国した。


NYに行ってから道明寺と会えたのは静さんの結婚式の一回だけ。
道明寺の活躍は、経済誌や新聞にも沢山載ってて、
別の世界の人みたいだった。



帰国当日は、あたしもテンション高くて…
そのぉ、初めてエッチとかもしちゃったんだけど…。



落ち着いてみると、
道明寺はとっても大人びて見えて、
どう接していいのかわからなくなっちゃった。






週末に道明寺の住んでいるマンションに遊びに行った。


部屋に入った途端、道明寺の携帯が鳴り
「ちょっと待ってろ」と携帯に出て
仕事の受け答えしている道明寺は
あたしの見たことのない姿で…
カッコいいと思う反面すごく大人びて見えた。



「牧野。待たせたな。」
「はっ、はいっ!!」

「ぶっ、かしこまってどうしたんだ?」
「えっ、なんでも無い…。」


目を合わすことが出来ずに俯いてしまった。


「牧野、こっち向いて。」
「むっ、無理だって//」

「ぷぷっ、照れてんのか。」

両手をあたしの頬に触れ、
そのまま顔を上に向けてそっと唇を合わせた。

何度も啄ばむようにキスをした後、
コツンとおでこを合わせてきた。


「なぁ〜。」
「ん?」

「おまえ、なんか変じゃねぇか?」
「なっ、何がっ!」

「ぷっ、めちゃくちゃ可愛いな。」


ポンポンっと頭を撫でられる。



道明寺が大人っぽくなって、
ドキドキするなんて言えない。


「メシ食いに行くか?食べたいものあるか?」


以前なら有無を言わさずに
高級レストランに連れて行かれたのに…。


「パ、パスタとか?」
「なんで疑問形なんだ。」

「だって…。」
「何遠慮してるんだよ。じゃあ、イタリアン行くぞ。」


俺様だった道明寺が、社会に出てめちゃくちゃ成長してる。

あたしなんかまだまだ子供っぽくて…。


仕事などで道明寺の周りにいるような大人っぽい女性には勝てないよ。。




そんな事を考えてたらポロポロと涙が出てきた。


「うおっ、どうした?」


突然泣き出したあたしに道明寺がびっくりしてる。


「なんでもない…。」
「なんでもなくねーだろ。」


あたしをぎゅっと抱きしめて、頭を撫でてくれる。

道明寺の温もりと高校の時から変わらないコロンの香りに
心も体も温まってくる。


「どうしたらいいかわからないの。」
「何がだ?」


「道明寺が大人っぽくなってて、、どう接したらいいかわからないの。」
「そんな事かよ。」


ぷぷぷっと笑いだす。


「そんな事じゃないもん。
道明寺はどんどん大人になってくのに…
あたしはまだまだ子供のままで…。」


話の途中で、あたしのおでこを指でピンっと弾かれた。


「ばーか。」
「なっ!!!」

「俺のが先に社会に出てるから当たり前だろ?
おまえとの将来を考えて頑張ってんだから…な。」
「……うん。」

「それに……な。
俺だって、会えなかったうちに牧野が綺麗になってて焦ったんだぞ。」

「えっ……。」


すっごく優しい顔をしてあたしを見ていた。


「俺が触れたいのも、キスしたいのも、
セックスしたいのも牧野だけだから、自信を持てよ。
………イテッ。」


最後はニヤリとしていた道明寺の横っ腹をグーでパンチした。


「らしくなってきたな。」


嬉しそうに笑う道明寺は昔のままで…。





「…………好き。」





不意に口から溢れ出てきたあたしの気持ち。

一瞬びっくりした顔をしてから、
満面の笑みであたしを抱きしめてくれた。





「俺も、愛してる。」





二人で目を合わせて同時にふっと笑った。
道明寺の顔が近づいてきてふわっと優しいキスをされた。





頑張って追いつくから……待っててね。






いつも応援ありがとうございます!

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司は4年でNYから帰ってきて道明寺HDの専務、
つくしは英徳大学4年生。
再会後の戸惑っているつくしちゃんが書けてればいいのですが。。


一度誤って公開にしてしまいましたΣ(・□・;)
記事を探して下さった皆様お待たせしました。


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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

大したお話は置いてありませんが、
ブログ内のお話等の無断転載、無断掲載は固くお断りしています。

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