FC2ブログ

結婚式までの日々 ③ 『6月の花嫁』番外編






タマさんの部屋に戻って
お昼ご飯を頂いていると道明寺が帰ってきた。


「やっぱりここか。」

「おかえり。もう仕事大丈夫なの?」

「ああ、昨日の電話の後西田が午後の分は調整してくれてた。」

「そうなんだ。道明寺は昼ご飯は食べたの?」

「いや、まだだ。」

「坊ちゃん、大したものじゃありませんが食べて行って下さいな。」


タマさんが道明寺の分も用意してくれてた。


「坊ちゃんおめでとうございます。大方はつくしから聞きましたよ。」
「ああ。」

「良かったですね。初夜とやらはさぞかし燃えたんだろうね。」
「タマさん!!」

「2人の雰囲気を見てたら、男女の仲になったことなんてすぐにわかるさ。」
「まあ、そういうことだ。」

「道明寺も態々言わなくても…。」
「つくし、そんなカリカリせずにちゃんとお食べ。」
「……はい。」


3人でご飯をべ終えて、道明寺と2人東の角部屋に歩いていく。
ドアを開けると、高校生の頃にタイムスリップしたかのよう…。


「わぁ〜、変わってないね。」
「あれからすぐにNYに行ったからな。そのままにしてある。」

「ねぇ、結婚したらさ、ここに住まない?」
「いいのか?」

「うん。あたしも仕事してるからだれがいてくれると心強いし、タマさんも寂しくないかな…と思って。」
「タマも1人で気楽に過ごしてるだろ。」

「んーそうかもしれないけど、今日お邸に入った時に中の空気が寂しげだったのよね。高校生の頃はそんな風に思わなかったもん。」

「牧野がそう思うんだったらいいぞ。」
「ありがと。」

「となりの部屋ぶち抜いて寝室作るか。書斎は一緒でいいとして…キッチンも必要か?」
「えっ、そこまでしなくても…。」
「まあ、俺に任せとけ。」

部屋にキッチンがあるのは嬉しいかも。
道明寺はセンスもいいから任そておこうかな。


「これ、結婚式の出来そうな場所のリスト。西田が調べてくれてた。」
「うん。」


パラパラとめくっていくと
博物館や公園、美術館などがリストアップされている。


どこも素敵なんだけど…。


「なんだ気に入らないか?」
「そうじゃないんだけどさ。」

「思うところがあるのか?」
「うん……。午前中見てきたんだけど、ここの庭はどうかなぁ?ホールがある辺り。」

「うちの庭?」
「そう。広場の周りに紫陽花が植えてあって、庭師の藤木さんに去年の写真を見せてもらったんだけど、とっても素敵だったの。」

「あそこなら小規模なら出来るだろうけど。」
「家族と友達とお世話になってる人達だけじゃあダメかな?」

「そのうち披露宴は大々的にするだろうし、結婚式はそれでいいんじゃね。」
「やった!ありがとう、道明寺っ。」


ぎゅっと抱きついたら抱きしめ返してくれた。




「おまえの実家に挨拶行かないとな。」
「そうだね。まぁ、反対はされないと思うけどね。」





いつも応援ありがとうございます!


関連記事

コメント

コメント(0)
コメント投稿
非公開コメント

訪問ありがとうございます!

プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

大したお話は置いてありませんが、
ブログ内のお話等の無断転載、無断掲載は固くお断りしています。

カテゴリ