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結婚式までの日々 ⑤ 『6月の花嫁』番外編





「社長、おめでとうございます。」

「えっ、桜子何が?」

「道明寺さんと結婚するんでしょ。
先輩の意向を聞きながら、
うちでプロデュースして欲しいって連絡がありましたよ。」

「……うん。」

「良かったですね。長年の片想いからやっと抜け出せましたね。」


桜子は意味ありげにニヤニヤと笑っている。


「なっ、何?」


「26歳で処女じゃなくなった感想は?」
「なっ/////」

「キスマーク付いてますよ。」


トントンと自分の首の付け根を指で叩いている。


「嘘っ!!」


慌てて自分の首を押さえると…

「嘘です。でも良かったですね。
このままだと先輩が干からびてしまうと思ってましたから。」


余計な一言も忘れないのが桜子らしい。


「桜子、ありがとう。」
「どうしたんですか、急に。」
「言いたくなっただけ。」



時間がないから、先輩の結婚式について詰めていきますよ〜と
二人で仕事モードに戻っていった。






**

「司にしては慎重だったよな。」

「高校生の頃みたいにガンガン攻めると思ってたんだけどな。」

「大人になったんじゃない。」


F3に結婚の報告をするとみんなに口々におもいおもいのことを言われた。


「うるせーな。」

「でも良かったね、司。」
「ああ、サンキュ。」


「「「劇レア!!!」」」


みんなはお腹を抱えて笑っている。
この感じ久しぶりだな。


「いつ結婚式を挙げるんだ?」
「来月の後半。」



「「「はぁ〜???」」」



「牧野の希望がジューンブライドなんだよっ!」

「もう1ヶ月もないのに、来年でもよかったんじゃねーの。」

「そこまで待てるかよ!」


みんなは若干唖然としている中、
花沢類があたしに声をかけてきた。


「牧野はそれでいいの?来月って、1ヶ月もないでしょ。」
「大丈夫。準備が忙しくなりそうだけどね。」
「おまえら結婚式ってどこでするんだ?メープルか?」

「いや、うちの庭。」

「って事は、人前式か。」
「そうなるか。牧野の理想の場所にうちの庭がピッタリなんだってよ。」

「それを司が聞き入れたんだ。」
「ああ。」


「やっぱり大人になったな、司。」


花沢類だけじゃなくて、
美作さんにまで同じこと言われてる。


「もう27だぞ。いつまでもガキのままじゃいられないだろ。」
「まあ、そうか。副社長やってんだからな。」


そう言えばさ、とみんなが仕事の話になっていった。

みんな、それぞれの会社で重要なポジションをしているだけあって経営者の顔をしてるんだよね。


あっ、そうだ!


「みんなにお願いがあるんだけど…」


このまえ道明寺に提案された業務提携の話を始めた。


「確かに、メープルだけずるいよな。出資者として、見返りもないとな。」
「西門も新たな事業探してたから、その話乗るぞ。」
「へぇ、いいじゃん。」


みんなは二つ返事で了承してくれた。


後日、会社として企画書をあげるからよろしくお願いしますと伝えた。



帰り際に、花沢類が人前式なら立会人をさせて欲しいって言ってくれ、道明寺もあたしもびっくりしたけど、お願いすることにした。




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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

大したお話は置いてありませんが、
ブログ内のお話等の無断転載、無断掲載は固くお断りしています。

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