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17歳の約束 27《完》






結婚式、披露宴当日。


司と一緒にデザインを考えたドレスを着て控え室にいると
ノックの音と同時に賑やかな声が聞こえてきた。


「「(つくし、おめでとう!!!)」」

「(エミリー、依依!来てくれてありがとう。)」


司と一緒に部屋に入ってきたのは、
大学からの親友たちだった。


「(つくし綺麗だよ。)」

「(あれ、少し雰囲気変わった?)」

「(へへっ、実はね、ここに赤ちゃんいるんだ。)」


お腹をさすりながら話すと、
二人とも自分のことのように嬉しそうな顔をしてくれる。


「(ダブルでおめでとうだね。)」

「(だからかぁ〜。前よりも柔らかい雰囲気なのよね。)」

「(エミリー、そろそろ行かなくちゃ。)」

「(ほんとだ。つくし、一日楽しんでね!)」

「(ありがとう。)」


二人ともフィアンセと一緒に来てくれて、
結婚式と披露宴に出席してくれるんだ。





チャペルでの挙式。

パパと一緒にバージンロードを歩いて司の所へ歩いていく。
司の前で、パパから司へとあたしが受け渡された。




誓いの言葉




そして指輪の交換。





誓いのキスをして挙式を終えた。




披露宴までには時間があるので、控え室に戻った。


ようやく指にはまった
司とお揃いのマリッジリングを見つめていると
司に肩を抱き寄せられた。


「やっとだな。」

「うん。でも再会してから結婚するまであっという間だったよね。」

「まあ、あの約束をした時からこうなる予感があったけどな。」


「ほんとかなぁ〜。」


自信満々に言い切る司の顔を覗き込むと、チュッとキスをされた。


「予感はあったけど、自信はなかった…な。」

「再会してからはかなり強引だったよ。」

「そりゃ、綺麗になったお前が悪い。」

ピンッとおでこを弾かれて、
もうっと文句をを言っても司は笑っている。


「今だから言うけど、
司と約束をした時の合宿で告白しようと思ってたんだよね。
でも、後輩のAちゃんの告白に
好きな人がいるって断った司を見て、
勇気がでなくてやめちゃった…。」



「マジ?」


「うん。あの時に告白してたらどうなってたのかな?」


司はちょっと難しい顔をして黙っている。


「司?」


「ダメになってたかもな…。」
「えっ?」

「すぐに遠距離になったし、
NYでは全く余裕なんて無かったから。」

「そっか。じゃあ、告白しなくて良かったんだね。
今、司と結婚出来て幸せだもん。」



「ああ。
あーでもなぁ〜、17歳のつくしの告白…
聞きたかったな〜。」



「ふふふっ。司、大好きだよ。愛してる。」


「俺も、愛してる。」



2人だけの誓いをするかのように唇を合わせた。





披露宴は、あたしの知っているものとは違って
500人規模のパーティだった。


仕事色が強かったんだけど、
沢山の人にお祝いの言葉を貰って幸せな気持ちになった。






「司、17歳の時に約束してくれてありがとうね。」



そう言って司を見上げたら、
とびっきりの笑顔で優しいキスをくれた。






END





いつも応援ありがとうございます!

---------------------
『17歳の約束』完結です。

後ほどあとがきを…。


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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

大したお話は置いてありませんが、
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