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Remember me 2






「牧野NY行くんだって?」


あたしの決断をみんなに報告しようと集まってもらったのに、
西門さんに第一声から聞かれてしまった。


「えっ、なんで知ってるの?」
「英徳からNYの大学に編入手続きしただろ。
教授が残念がってたぞ。」
「あっ、そうなんだ。」

「司の所に行くんでしょ?」
「うん。」

「無理だったら帰っておいでね。骨は拾ってあげるから。」
「ありがとう、類。」


類はいっつもあたしの気持ちを最優先させてくれて、
そっと後押しをしてくれる。



「先輩、遊びに行きますからね!」
「ありがとう、桜子。」


桜子は、相変わらず毒舌だけど優しいところも沢山あるんだ。
何だかんだ言いながらも、あたしをずっと支えてくれてたんだ。



「つくし、本当にいいの?」
「優紀、心配してくれてありがとう。もう決めたから。」


優紀は、いつもあたしにそっと寄り添ってくれる。



「つくし!困ったら滋ちゃんが助けるからね!」
「滋さん、頼りにしてます。」


滋さんは破茶滅茶なお嬢様だけど
人一倍寂しがり屋なんだよね。
滋さんの明るさに何度も助けられたなぁ。



「頑張れよ、牧野。」
「ありがとう、美作さん。」


美作さんは優しいお兄ちゃんのような存在。



「牧野が1発蹴り入れたら記憶戻るんじゃねーの。」
「あはは、代わりに西門さんにケリ入れようか!」
「それは勘弁してくれ…」


西門さんはいつもあたしをからかってくるけど、
それも西門さんなりの優しさなんだよね。



みんなは心配してくれたけど
あたしの決めた事だから頑張れよと快く送り出してくれた。





******

生活用品と勉強道具をまとめた段ボールと共にプライベートジェットでNYへ。


道明寺邸に到着すると、楓さんが出迎えてくれ
応接室に通されて、フカフカのソファに座った。


「牧野さん、来てくれてありがとう。
今日から、あなたはここで暮らしなさい。」
「えっ、でも…」

「マンションで1人で暮らしている司はここには居ないわ。
それに、ここには寄り付きもしないから心配しないで。」
「……はい。」


あたしは、マンションなんかで一人暮らしするものばっかりと思っていたけど…。


「大学のカリキュラムは考えたの?」
「はい。」


あらかじめ楓さんが送ってくた資料を元に
取りたい授業とゼミの内容を纏めたものを見せた。


「良いわね。英徳で頑張って単位を取ってた分、
余裕を持って授業受けられるわね。」
「はい。なるべく早く卒業出来ればと思ってます。」

「それから、時間の余裕があるみたいだから会社にも来るように。
司の秘書をしてもらいますから。」
「秘書なんて…無理です!!」

「あなたは大学に行くためだけにNYに来たわけじゃないでしょ。」
「……はい、そうでした。」


週に3日、大学で一日中みっちり授業を取り
残りの2日は道明寺の秘書として働く事になった。





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コメント

コメント(4)
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2019/09/08 10:59 編集返信
くるみぼたん
スリ〇〇〇〇〇〇様
コメントありがとうございます!

スリ〇〇〇〇〇〇様の苦手な記憶喪失です(゚o゚;;
が、前にも書きましたがそんなにシリアスではありません^ ^

もっと、ドロドロにしようかと思ったけど出来なかったんですよ。。
いつかは…と思うのですが、書いてる私のメンタルが保てない
から、なかなか難しいです。

さあ、次のお話で二人は再会しま〜す!

くるみぼたん

2019/09/09 08:27 URL 編集返信
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2019/09/09 13:00 編集返信
くるみぼたん
すも○様
コメントありがとうございます!

そして、リクエストもありがとうございます(*'▽'*)
記憶喪失ですか…。
リクエストいただいた展開だと、かなり辛い展開ですね(><)
私の気持ちが持てば…書けると思うんですが、
あまり期待せずにお待ち下さい。

それから…
素人が好きなだけで書いているブログなので、
先生は辞めて下さいね〜(>人<;)

くるみぼたん

2019/09/10 08:11 URL 編集返信
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プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

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