FC2ブログ

Remember me 9





「牧野、部屋に行こうぜ。」


俺の意図したことがわかったんだろう
真っ赤な顔をしてコクンと頷いてくれた。

エレベーターに乗り牧野をぎゅっと抱きしめる。


「牧野、忘れててごめんな。」
「もう思い出してくれないかと思った…」

「でも、俺のことずっと好きだったんだろ。」
「バカ……」


最上階のプレジデンタルスウィート。


部屋に入るなりお互いの唇を求め合う。
唇を離すとまた牧野の目から涙が溢れ落ちそうになってくる。


「もう泣くな。おまえが俺を幸せにしてくれるんだろ?」
「………ゔ・・・ん」


ポロポロと涙が止まらなくなってきた。


「ぷっ、不細工になってるぞ。」
「元々なのっ!!」


「いや、あの頃よりすげー綺麗になったよ。」
「なっ!!!」


ソファに2人で座って、牧野を抱き寄せ髪を撫でている。


「泣き止んだか?」
「……ん」

「牧野に助けられたのは2度目だな。」


牧野はぶんぶんと首を横に振っている。


「だって、1度目は助けられなかったもん。」
「病院に運んでくれただろ?」
「でも…」

「ほんとさ、女なんだから無茶すんなよな。」
「気がついたら体が動いてたから。」

「ありがとうな。」
「ぷっ!!」

「なんで笑うんだよ。」
「道明寺から、ごめんねとありがとうを聞くとは思わなかった。」
「うるせーよ。」


チュッ、チュッと唇を合わせる。


「はぁ〜、牧野に好きなやつがいて
そいつからもらったらしいネックレスを大事にしてるから
絶対に勝てねぇって思ったんだよな。」
「ふふっ。」

「そりゃ勝てるわけねーよな。18歳の俺なんだからな。」
「道明寺は道明寺だよ。」




「なぁ、抱きたい。ダメか?」
「……いいよ」


牧野の手を引きベッドルームに行く。
初めての時みたいに緊張するな。


牧野と肌を合わせるのは、南の島以来。
あの時、牧野はすげー勇気を出して俺に抱かれたのに
翌日に俺が忘れちまったんだからな…。


唇を合わせながら、牧野の服を脱がしていく。


「・・んっ・・・はぁっ・・」


胸を隠してるブラも取り去る。


「すっげぇ、綺麗だ。」
「ヤダ、胸は小さいままだよ。ひゃぁ!」


胸の蕾にかぶりつくと驚いたように声を上げる。
初めての時より、体全体に丸みを帯びて大人の女性に変貌している。


そっとベッドに横たえ、俺も服を脱ぎ捨て牧野に覆い被さる。

チュッと唇を合わせた後、身体の至る所にキスをしていく。


スッと手が触れた背中の傷…
牧野をうつ伏せにして何度も傷口に優しいキスをする。


「どうみょう・じ・・・」
「ありがとうな。」


牧野は目に涙を蓄えている。


「俺の横でずっと笑ってろよ。」
「…うん。」





***


俺の腕の中で眠る愛しい女。


忘れててごめんな。


そっと髪を撫でていると…


「どう・みょうじ…」
「ん?」

「大好き。」
「俺は愛してる。」


まどろんでいる牧野の額にキスをする。


「なぁ、結婚しようぜ。」
「…いいの?」

「ババァも認めてるだろ。」
「そうかな?」

「じゃなきゃ、NYにまで呼び寄せて俺の側には置かないだろ?
明日、話しに行こうぜ。」
「うん。」

裸で俺にピッタリとくっついている牧野に
俺の欲望がムクムクと溢れてくる。


「もう一回とかあり?」
「えっ??」
「3年振りだぜ、足りねぇよ。」


キスをしながら、身体に手を這わせ牧野を溶かし堪能していく。





いつも応援ありがとうございます!

関連記事

コメント

コメント(0)
コメント投稿
非公開コメント

訪問ありがとうございます!

プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

大したお話は置いてありませんが、
ブログ内のお話等の無断転載、無断掲載は固くお断りしています。

カテゴリ