FC2ブログ

brush up! 8






この1ヶ月近く、牧野とシてねぇ。

出張から帰った時に口でしてくれただけじゃねーか?
生理が終わった後も、誘っても理由をつけて断られた。


もしかして俺に飽きたのか?

あの男に乗り換えようって思ってんのか…?



ムシャクシャして、総二郎とあきらを飲みに誘った。


「どうした?司荒れてんなぁ。」
「牧野とケンカでもしたか?」


牧野に反応して、グラスをバンッとテーブルに置いた。


「図星か…。」
「誘っても断られるんだよっ!」

「たまにはそんな事もあるだろ。」
「2回続けてだぞっ。しかも出張とかもあって1ヶ月もヤってねぇ。」


総二郎もあきらもはぁーっとため息をついている。


「こんな所で荒れてないで、直接牧野に聞けよ。」
「司、おまえさぁ、ちょっと盛り過ぎじゃねーの?」
「そんな事ねーよ。」


会うたびに、最低3回はするって言ったら盛りのついた猿かよ、そりゃ牧野も嫌になるわって言われた。


だってしょうがねーだろ。
牧野とが初めてで、快楽を覚えちまったんだからよ。
それに、牧野にしか反応しないんだから…。


「マジな話、おまえの不安な気持ちも分かるけどよ。身体のこと抜きで、牧野とちゃんと話した方がよくねぇか?」
「俺もそう思う。」

「じゃないと、すれ違いで大事なもの見失うぞ。」
「何遠慮してるのか知らねーけどさ。」


居ても立っても居られなくなった俺は、バーを出て牧野の住んでいるマンションへ向かった。
部屋の前でチャイムを押すと、少ししてドアが開いた。


「どうしたのこんな遅くに…。」
「ちょっと話せるか?」
「いいよ。上がって。」


ソファに座ると、なんか飲むなら淹れてこようかと聞かれ、いらないと答えると、冷蔵庫から水の入ったペットボトルを持ってきた。


「ん…。飲んできたの?」
「ああ、あきらたちとな。」

「改まって、話って何?」

「牧野さ、俺のことどう思ってんだ?」
「どうって…。道明寺はあたしの彼氏じゃないの?」

「そ、そうなんだけどさ。この前の本田って言うやつとか、他にも…。」
「へっ?意味わかんないんだけど…。」

「他に好きなヤツとか、好きだったヤツとかいるんじゃねーの?」
「……いないよ。あたしには道明寺だけだよ。」

「じゃあ、突然化粧始めたり、ファッションを気にしたり、下着とかさぁ…。」
「そんなの、道明寺の為に決まってるでしょ。」


「俺のため?」


俺の会社には綺麗な人も、仕事が出来る人も、色気たっぷりな人も沢山いて、そんな人達に負けたく無くて、少しでも綺麗になれたらあたしのことずっと好きでいてくれるかな…って思ったの!と一気に捲し立てた。


俺は牧野の事しか見えないのに、会社で周りにいる女達を見て、自分も変わろうって思ったって事か?



「マジ……か。」
「うん。」


「俺はてっきり…。」
「てっきり?」

「他に好きなヤツがいて、そいつの好みに合わせようとしてるのかと思ってた。」
「そんな訳ないでしょ!」

「俺の帰ってくるまでの4年間に他に彼氏がいたとか…。」

「はぁ〜、何馬鹿な事言ってるのよ!あたしが、そんなに器用じゃない事道明寺が一番知ってるでしょ!!」


俺がNYに行ってからは、学校に行きながらバイトとF3に語学や教養を教えてもらってたから遊んでる暇なんてなかったわよって。


語学や教養を教えてもらってたって、俺との将来を考えての事だよな?

ずっと不安だった気持ちがすうーっと消えていき、自信がみなぎってくる。

やべぇ、俺の顔にやけてるんじゃねーのか。


「でも…一つだけ、内緒にしてた事があるの。」


ちょっと俯き加減で困ったように話す牧野の様子に、最高潮だったテンションが急降下した。


「なっ、なんだよ…。」

「軽蔑しない?」
「する訳ねーだろ。(な、なんだ?)」

「笑わない?」
「ああ。」

「嫌いにならない?」
「(どんなに太ったって体に傷があったって)おまえのこと嫌いになる訳ねーよ。」
「ありがと。」

「ああ。(一体なんなんだ?)」

「ここじゃ恥ずかしいから、5分経ったら寝室に来てくれる?」
「……わかった。」


牧野は、先に寝室に入って行った。


すげー気になるんだけど…
きっちり5分経ってから、寝室のドアをノックした。


「入っていいか?」
「ん、いいよ。」


俺が贈ったライトブルーのベビードールを着て、ベッドサイドに座っている。


「どうした、電気消すか?」
「ううん、点けてて。道明寺ここに座って。」


自分の隣をポンポンと叩いている。

俺がベッドサイドに座ったのと入れ替わりで牧野は俺の目の前に立ち上がった。

目の前には、ベビードール越しに胸が透けて見えてて、ゴクリと唾を飲み込んだ。


「絶対に笑わないでよ。すっごく勇気が要ったんだから…」


そう言って、胸元の紐を解きスルスルとベビードールを脱いで床に落とした。


「どっ、どうした?」
「いいから見てて。」


ショーツの紐も解くと、そのままストン…と床に落ちた。
見慣れた牧野の全裸のはずが…ある一点から目が離せなくなった。


「すげぇ……。」
「変じゃない?」
「めちゃくちゃ綺麗だ。」

「軽蔑しないの?」
「する訳ねーって言っただろ。それに、ほら…」


牧野の手を取って、すでにガンガンに昂ぶっている俺自身を触らせた。


「もう?」
「そりゃ、こんなに美味そうなものが目の前にあればな。食っていいのか?」
「ん。」
「俺のも脱がせて。」


こくんと頷いて、ネクタイに手をかけて俺の服を脱がせ始め、ボクサーブリーフまで脱がせてくれた。
獣のようにお互いを求め合い、めちゃくちゃ乱れて交わり合った。
牧野はいつもより感度が良くて、イきまくっていた。






胸の辺りにくすぐったさを感じて目を開けると、俺にぴったりとくっついて眠っている牧野の寝息が俺の胸に当たっていた。


ほんとすげぇよな…。


いつも、思わぬ方向から俺の不安を取っ払ってくれる。
こんな小さな体にすっげぇパワーを持ってて、俺を包み込んでくれている。


「そんなに綺麗になるなよな。」
「………んっ、ダメ?」
「ダメじゃねーけど心配になる。」


まだ目覚めきってなくて覚束ない感じがたまんないほど可愛い。


「あたしなんか、いっつも心配。」


俺の胸にスリスリと顔を擦り付けてくる。


「くすぐってぇよ。」
「へへっ。」


「なぁ、婚約発表していいか?」
「ん?」

「婚約発表。牧野が俺のものだって公表したい。」
「あたしは物じゃないってば。でも、いいよ。」
「ホントか?」
「うん。」


後日、ババァの許可を得て俺たちの婚約発表をする事になった。
牧野の名前は伏せておいたが、わかる奴にはわかるだろ?








いつも応援ありがとうございます!

--------------
次のお話でラストです♪

関連記事

コメント

コメント(2)
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます

-

2019/09/26 11:31 編集返信
くるみぼたん
na〇〇〇〇様
期待通りでした??(*´꒳`*)

そう、司くんは離れていた4年があったから不安だったんです。
でも、スッキリと払拭されたので、二人はラブラブです♡

ラストも楽しんでもらえますように♪

くるみぼたん

2019/09/26 22:14 URL 編集返信
コメント投稿
非公開コメント

訪問ありがとうございます!

プロフィール

くるみぼたん

Author:くるみぼたん
花男の二次小説にハマり、思い浮かんだ妄想を書いてみることにしました。
ホンワカと温まるハッピーエンドのお話をお届けできれば…と思ってます^ ^

大したお話は置いてありませんが、
ブログ内のお話等の無断転載、無断掲載は固くお断りしています。

カテゴリ